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2004.11.03

新聞の折り込みチラシは面白い

 毎朝、朝刊にはさまってくるチラシをよく読みます。特に、1週間に一度くらいの求人広告等のチラシは、求人の情報ではなく、宗像地域での新しいお店の開店や未だ知らないお店の存在などの情報があるので重宝しています。

 そのようなチラシをよく読んでいると、時々面白いものがあります。広告の依頼主は、別に面白くしようと思わずに掲載しているのですが、かえってそれが面白さを倍加させています。

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 まずは、「週間オリコミ情報 宗像・岡垣版」にあった宗林建設の広告です。「こんにちは 宗林建設です」と親しげによびかけています。しかし、すぐ下の行では「別格本山 鎮国寺 御用達」ときます。親しげに呼びかけた文のすぐ次に権威主義丸出しです。

 しかし、悲しいことに、鎮国寺ってなんじゃいなと宗像地域の読者の多くが思ってしまいます。鎮国寺というのは、宗像大社というこの地域では超有名な神社の近くにある小さなお寺です。空海、弘法大師が日本で最初に開かれた真言宗の寺院ですが、私達の年代で古くからの宗像地域の住民は、まあ知っているでしょうがその他の人にとってはなじみ薄い存在だと思います。それと「別格本山」とはどういう意味なのでしょうか。権威主義の箔付けのために持ち出した呼称としか思えません。

 次の行でどんでん返しが来ます。「食欲の秋到来!」です。めまぐるしく状況が変化してきます。宗林建設と鎮国寺、食欲の秋がどう結びついていくのでしょうか。答えが次の行から用意されています。

 「当社はごぞんじの方も多いですが、元料理長が創業した工務店です。(創業32年目) 料理は一流レストランで食べると、同じ食材を使っても出来上がりは、味も見た目も・・・・まるで違います。お家も同じです! タイル一枚からリフォーム、新築までメニュー・アラカルトは豊富です。さあ、あなたも、おいしいお家をめしあがれ!」

 なんと面白い文章でしょうか。家屋の建築をフランス料理と巧みに融合させたのは見事の一言につきます。創業者の元料理長が、何故建築業に鞍替えしたのか、働いていたレストランが一流であったのかの疑問は残りますが、やはり建築屋さんでは思いもつかない発想の文章です。

 「担当/ヒゲの内田」でとどめが来ます。ヒゲと言うことでやはりシェフのイメージが出てきます。やるせない権威主義が一部かいま見えますが、最後まで気を抜いていない見事な広告であるというのが私の勝手な思いです。

 

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