S-VHSテープをD-VHSテープに改造する裏技
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私のホームシアターでは、ソフトは専らハイビジョンソフトです。しかし、現在、DVDやVHSテープのようにハイビジョンのパッケージソフトは市販されていません。
そのため、映画や音楽その他のハイビジョンソフトを保存するには、全てBSデジタル放送の録画が唯一の手段です。ハイビジョンでデジタル放送を長期保存するには、ブルーレイデッキかD-VHSデッキしかありません。ブルーレイは、デッキ、ディスクともに高価で手がでません。
それで、録画はD-VHSデッキでしています。D-VHSデッキの価格も最近は5万円から10万円くらいに落ちてきており、D-VHSテープも2時間半で900円、3時間半で2000円くらいで手に入ります。
アナログハイビジョンを録画していたW-VHSのテープは、2時間で3000円、3時間テープは5000円くらいもしていましたので、映画1本取るのにも、気合いを入れて買っていたものでした。
それに比べると、D-VHSテープも安くなったものですが、実は、もっと安く2時間で200円ちょっと、3時間でも600円くらいで、デジタルハイビジョンを録画する方法があります。それは、D-VHSデッキでS-VHSテープを使用して録画する裏技です。
なお、この裏技を使用して起きたトラブルは、当然デッキ及びテープのメーカーは何の保証もしてくれません。また、私も何の保証もできませんので、あくまで自己責任でお願いします。
写真は、S-VHSテープをひっくり返した裏側です。白いテープホイールの上側に浅い溝があり、その溝の右端部分に直径3ミリくらいの小さな穴があります。この穴で、デッキはS-VHSテープであることを認識しています。一方、溝の左端部分には穴はありません。
一方、D-VHSテープをデッキでは、どう認識しているかというと、上述の溝の左端部分にある穴で認識しています。
それで、S-VHSテープの裏面にこの穴をあければいいのです。
写真は、S-VHSテープの裏側に穴をあけたものです。この穴の開け方は、いろいろあると思います。手っ取り早くドリルであけるのも一つの方法ですが、穴をあけるときに生じる粉が、デッキの中に入る恐れもあります。
それで、私は小さめのハンダこてを使用しています。これだと、粉の心配はありません。
この裏技によって、ハイビジョン番組が、あまりためらいもなくどんどん録画できます。レンタルビデオ屋でDVDの映画をレンタルすると、300円以上かかると思いますが、わずか200円くらいでDVDディスクよりも遙かに高画質で、5.1サラウンド音声も楽しめるソフトが所有できるのですからこたえられません。いずれ、ハイビジョン録画ディスクに移行するのは、大きな流れですが、現時点では私にはこれがハイビジョン番組をエアチェエックするベストの方法です。
S-VHSビデオテープ 各種パックセット一覧
今では希少となったS-VHSテープのパックがあります。
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コメント
はんだこてで、適当に穴を開けていますが、デッキはD-VHSテープとして認識しています。
まず、認識しないことはありませんので、少しのずれでも大丈夫だと思います。
ただし、デッキの個体差による影響はあるかもしれません。私のデッキでは大丈夫でも他のデッキでも同じとは限らないかもしれません。
投稿: Jun | 2007.05.07 21:36
穴の位置や大きさは、少しでもずれ等(1,2mm程度)があるとデッキはDVHSとして認識しませんか?
投稿: | 2007.05.07 15:09