我が家の雑煮は伝統的な博多雑煮です。
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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、正月の朝に一番に食べるのは雑煮だと思います。雑煮は、それこそ地域ごとにそれぞれの雑煮があると思いますが、我が家は博多雑煮です。この博多雑煮は、魚のブリを入れるのが基本ですが、元々は博多の商家のものだと聞いています。私の家は、博多の商家とは関係ないのですが、私が生まれたときからブリ雑煮でした。
宗像の家々、全部が博多雑煮というわけでもなく、私の親戚の中でもブリ雑煮をしている家はありません。友人達に聞いても、博多雑煮(ブリ雑煮)は少数派で、鶏を入れた雑煮が多いようです。理由はよくわかりませんが、博多雑煮はブリを入れるところから、においがきつい雑煮となりやすく、作ってみたもののその後敬遠されがちなのかもしれません。もちろん、きちんと料理すれば魚臭さもない美味しい雑煮となります。
博多雑煮の特色は、ブリの切り身を入れること、カツオ菜を入れること、焼きアゴ(トビウオ)の干したもの等でダシを取ることです。具については、その他紅白のかまぼこ、里芋、人参、焼き豆腐、椎茸を入れることが多いようです。この辺は各家庭の流儀によります。それと、具材は一人分を竹串に刺しておき、料理するとき3人ならば3本の串を取りだして料理するのも伝統的なやり方です。それと、カツオ菜は椀の底に敷き、もちがくっつかないようにします。
また、ブリは1本まるごと購入し、台所の猫が来ないような所に縄でつり下げておくのも年末の風物詩です。我が家は、家族が多いときはそうしていましたが、今では二人暮らしなのでブリの半身を購入して吊り下げはしていません。
また、雑煮を食べる時には、本当は栗はい箸といって、山から栗の木の枝を切ってきて、即席の箸をつくって食べるのが伝統です。正月に箸が折れるのを不吉であるとして、丈夫な箸で食べるという言い伝えがあり、この箸は武骨で食べにくいものです。といっても、この伝統を守っているところはほとんどないでしょう。私は、子供の頃にこの「栗はい箸」で食べた記憶があります。
我が家では、正月三が日は、この博多雑煮のみで全くご飯を炊きません。朝、昼、晩と一日三食全て雑煮となります。これも、子供の頃からのしきたりです。博多雑煮は暮れに準備をしておくと、実に簡単な食事の準備ですむことになり、正月中の主婦への家事軽減、慰労への意味があるのではないかと思います。
以上、博多雑煮のあれこれについて述べましたが、雑煮はやはり食べなれた雑煮が一番美味しいものです。その地域、各家庭の雑煮をできるだけ受け継いでいくことが、本当に大切であると思うようになってきました。
(参考:以下は我が家の博多雑煮のレシピです。)
材料 だし汁として 焼きアゴ、椎茸、昆布、かつお節、薄口醤油、酒 (焼きアゴと椎茸は3:1の割合)
材料 具材として ブリ、丸もち、かまぼこ(紅白)、焼き豆腐、椎茸、カツオ菜、里芋、人参、昆布
・ブリの下ごしらえ:皮は外した方がよい、適当な切り身にする。やや多めの塩をふり、冷蔵庫へ
・前日のダシ取り:焼きアゴ、椎茸を水からつけておいて、後日いったん沸騰させる
・30分くらい前のダシ取り:昆布、かつお節 沸騰したら一番先に昆布を取りだす。
・だし汁はガーゼ等できれいに漉す
・ブリの塩漬けを湯引きし、水洗いして、水気をふき取る、別鍋で煮て、椀に入れる
・もちは、椀に入れる前にダシを取った昆布を鍋の底に敷いてふやかすとよい
なお、博多ブリ雑煮を作ってみたい方は、次の記事も参考になります。
飛魚の出汁、アゴ出汁でブリの入っている博多の雑煮です。冷凍ですが、手軽に博多雑煮が味わえます。
博多ブリ雑煮
○当ブログの関連記事
ブリ雑煮、おせち料理そしてコンパクトカメラでハイビジョン撮影
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コメント
かつお菜を餅の下に引くのは間違いです。 薄く切った大根か出汁の時に使った昆布を引くのが正解です。
投稿: 通りすがり | 2012.01.01 10:37