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2005.01.05

寅さんの故郷、葛飾柴又です。

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雨が降っております。葛飾柴又にも雨が降っております。

katsushika_sandou_syukusyou 上野駅から京成線>に乗り、京成高砂駅で京成金町線に乗り換えて、しばらくすると柴又駅に着きました。かなり強い雨が降っていました。
 
 駅前の広場に、寅さんの銅像が傘もささずに濡れていました。地元の人々の気持ちはよく分かりますが、寅さんは銅像になるべき人でも、なって喜ぶような人ではないと思います。坂本龍馬ではないのですから。
 
 柴又の駅から帝釈天、題経寺の参道はすぐそこです。雨の参道と言えば、第15作「寅次郎相合い傘」での浅丘ルリ子のリリーとの夜の参道の相合い傘シーンが何といっても絶品です。

 このシーンのバックに流れる静かなクラシック調の音楽、寅さんとリリーの掛け合いのせりふ、名人高羽カメラマンのカメラワークどれも素晴らしいものです、その上この時の寅さんのかっこよさは、高倉健にも絶対ひけをとりません。 また、この作品は、船越英二演じる蒸発サラリーマンと岩崎加根子の喫茶店の女主人との再会シーン、そして寅さんシリーズでも有名な名場面、メロン騒動など見所も多く、私個人としても寅さんシリーズのベスト3の1つです。   

とらや?くるまや?高木屋? それを言っちゃあおしまいよ

katsushika_takagiya_syukusyou 参道に入って、商店街を歩いていると当然、柴又名物の団子屋さんに入ってみたいと思います。食べに行こうと思っていた候補は2店ありました。ひとつは、「とらや」もう一つは「高木屋」です。え?タイトルには「くるまや」があるので3つではないですかとの質問ですね。
 
 映画の中では、おいちゃんとおばちゃんの団子屋の名前は、最初が「とらや」そして10作目あたり?から「くるまや」と変わりました。当然、参道に実在する「とらや」は映画の「とらや」のモデルではないかということで繁盛したと思います。

 ところが、寅さんの映画が回を重ねていく中で、山田洋次監督のお気に入りというか、ロケの合間に立ち寄る店が、同じように参道に実在する「高木屋」になってしまいました。この実在の「高木屋」と「とらや」の間を思いやって、山田洋次監督も「くるまや」と名前を変えたのだと思います。「くるまや」の名前は、おいちゃんの本名が「車 竜造」ですのでその「車」から「くるまや」としたのでしょう。

 「とらや」と「高木屋」、私が実際に食べるために入ったのは、「高木屋」の方でした。その理由は、柴又駅から歩いていくと、「高木屋」の方が手前にあること、前回の柴又訪問の時は「とらや」の草団子を食べたからでした。
 
 写真は「高木屋」の店舗内です。映画の「くるまや」とは比較にならない広くて立派なお店です。写真の中の左側に二人座っており、その横にガラス窓状のものが見えますが、これが実は、高木屋のご主人と女将さんと娘さんが、山田洋二監督や寅さん、さくらさん達と一緒の記念写真を作品毎にずらりと並べたものです。

 私の店舗内の写真に写っている人々は、団体の観光客のようでした。はとバスコースにでも入っているのでしょう。

 注文した団子は、もちろん「草団子」、これは緑色をした団子で、あんこがかけてあります。一皿10個ぐらいで400円ほどだったと思います。まことに言いにくいのですが、草団子というものは、私には格別美味しいものでもない気がします。名物ですから、話のタネに食べていくのも良いでしょう。

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コメント

柴又の「とらや」は映画の人気が高まった頃に,「柴又屋」がその人気に便乗して屋号を変更してできたものです。それで,映画の中では,「とらや」をやめて「くるまや」にしたのかもしれません。それから,題教寺ではなく,題経寺のはずです。

投稿: 紅羅坊 名丸 | 2005.01.30 12:31

JUNさま

不躾なTBにコメントを返してくださり恐縮です。
草だんごの件は本当にガッカリでした。
今食べたのは何だったの、と。
でも「とらや」にも、むしろ本家と言うべき縁があるんですよね。
なので、どっちでもいいかと思いつつ、来年も初詣兼ねがね
出掛けそうな気がしている今日この頃です。

投稿: 顔出しNG | 2005.01.10 22:21

はるさん、どうもです。
 寅さんは、おっしゃるとおり、中期以降の作品には良いと思う作品があまりないように思います。初期の頃の作品と異なって、寅さん自身の恋愛失敗談でなく、他人の恋愛応援団となったり、テキ屋稼業の哀愁も少なくなってしまいました。寅さんが年をとってきたのも一因かもしれませんね。
 さて、高木屋さんの事ですが、トラックバックをしていただいた「顔出しNG」さんの記事によると、高木屋さんの店員の方が「ウチが本物」的な主張をしていたとありますが、事実だとすると嘆かわしいことですね。高木屋さんの女将さんは悪い人ではないと思いますが、よくテレビに出演して山田洋二監督や寅さん映画と深い関係があると言っていますが、なんだか寅さんを商売に利用しているようで感じ悪いですね。

投稿: Jun | 2005.01.10 10:32

「とらや」「高木屋」「寅さん映画」についてのコメントに名前を入れるのを忘れました。
はる、でした。

投稿: はる | 2005.01.06 07:07

以前、行きましたよ。「とらや」と「高木屋」。
おみやげには、あの通りにある佃煮屋さんで各種佃煮を買いました。いなごの佃煮は不評でしたね。九州ではいなごを食べる習慣がないし、醤油で煮込んでまっ黒くなったいなごはゴキブリを連想するらしいです。
食べると、香ばしくて美味しいですけどね。

寅さん映画は、初期の、渥美清本人がテキ屋の匂いを持っていて、ある種のいかがわしさを感じさせる頃は良かったのですが、あとで立派になりすぎてしまってからは魅力を感じませんね。
第2作で、ミヤコ蝶々の経営する連れ込みホテルに入る設定など、あとじゃ考えられませんね。
感心するのは第1作から登場人物の設定がきちんとできていることですね。
長山藍子のテレビ版は観たかったです。(まったく観ていません)
小林信彦の書いた本では寅次郎とさくらとの間に禁断の愛の匂いがする、とありました。

奄美大島で泊まった宿が偶然にも第48作の「寅次郎紅の花」のロケの時に渥美清と浅丘ルリ子たちが泊まった宿で、壁にそのときの写真がベタベタ貼ってありました。

投稿: | 2005.01.06 07:04

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 6日、寅さんでおなじみの柴又帝釈天へ初詣に出かけた。昨年は浅草寺だったので2年 [続きを読む]

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