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2005.04.19

ロンドンのフラットの朝食とラジオ ’70年代英国ヨーロッパ一人旅行記(22)

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 長いこと、この連載を中断していましたが、また、スペインのマドリから話題はロンドンに戻ります。

 ケンジントン(kensington)のフラット(アパート)に落ち着きましたが、特にすることもない日々でした。何か目的があってロンドンに来たわけでなく、行くところがないからと、とにかくロンドンに来ただけでした。

ロンドンのフラットでの朝食

 何もない日でも、朝は来ます。私は、あまり朝寝するタイプでなく、大体8時頃には起きていたと思います。朝、起きると食事の用意。朝食は、この頃はフル・イングリッシュ・ブレックファストなど知りもしない時ですから、何を食べていたのでしょうか。

 当時の日記を調べてみると、朝食は、シリアル、ゆで卵、チーズをよく食べていたようです。これに、バナナ、オレンジなどのフルーツ、時にはスープやパンが加わります。

 シリアルは、コーンフレークもその一種ですが、色んな種類があります。ケロッグのコーンフレークのタイプが、日本では有名でしたが、そう言うのもありますが、ミューズリと言って乾燥させた大麦、小麦、オーツ麦などにドライフルーツやナッツを混ぜたものもあります。それと、そうめんのような状態のシリアルもありました。

 これらのシリアルに、通常はミルクをかけます。お好みで砂糖をかけても美味しくなります。イギリスのミルクがこれまた美味しい! 日本の牛乳瓶の何倍もある瓶詰めをSafewayと言う近所のスーパーで買いました。これが、濃くてコクのある味がします。イギリスの紅茶が美味しい理由の一つが、このミルクなのです。

 あと、チーズもこれまたスーパーに行くと、英国特産のチェダー、スティルトンをはじめ、フランス等のチーズがたくさんありました。しかし、当時はこれ又、猫に小判で、種類も分からず適当に買って食べていました。

朝食は、ラジオの番組を聞きながら

 朝食は、ゆで卵を作るくらいで簡単なのですが、準備と食事中にはいつもラジオをかけていました。ユースホステルの人から買ったのかどうか忘れましたが、ラジオはすぐに買いました。当時は、日本の学生下宿でも、自室にテレビを持っている人は、比較的少ないもので、テレビを見るために友達の下宿によく集まったものです。

 大体同じくらいの時間に、食事をしてラジオのスイッチを入れていました。ラジオの周波数も何も分からない頃で、適当にチューニングダイヤルを回すと、軽快な音楽とともに司会者、キャスター?の明るい声が聞こえてきます。この音楽は、なかなかご機嫌なもので、このテーマ音楽とキャスターの喋る感じを、聞きたさに同じ番組を聞いていました。何という番組かも知りませんでしたし、何を喋っているのかも解りませんでしたが、とにかく、同じ番組を聞いていました。

ロンドンの朝食を思い出させる曲とは?

 この時(1973年)のラジオ番組のテーマ曲は、いつもロンドンのフラットでの生活を思い出させる曲でしたが、何しろ曲名もアーティストも解らずじまいでした。

 ところが、フジテレビの大人気番組であった「なるほど!ザ・ワールド」を見ていたら、番組の中でこの曲が流れてきました。あ!、あの曲だと思い懐かしく聞いていました。たしか、番組がはじまったのが1981年頃だったと思います。

 その後、しばらくすると、今度は香港のキャセイ・パシフィック航空のテレビCMのバックでこの曲が使用されました。「なるほど!ザ・ワールド」の時も、タイアップした航空会社の飛行機の映像とシンクロして流されていましたが、キャセイのCMでも、ジャンボジェットとが悠然と飛ぶ映像を効果的に盛り上げていました。

インターネットのお陰で判ったその曲とは

 しかし、この曲の正体を確かめようもなく、月日は流れてしまいました。最近、この曲の名称とアーチストを突き止めることができました。そうです、インターネットのお陰です。

 インターネットで、「なるほど!ザ・ワールド」や「キャセイ航空」とテーマ曲、CM曲といったキーワードで検索をかけると、実にあっけないくらい判明しました。

 この曲の曲名は「Love Theme」、アーチストは、「Barry White」です。この人は、元々R&B、リズムアンドブルース系のアーチストでボーカルも作曲もした方で、1970年代に人気がありました。先頃、惜しくも亡くなられたそうですが、この曲のイメージとはあまり想像できない風貌です。

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