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2005.05.08

ロンドン 大英博物館 ’70年代英国ヨーロッパ一人旅行記(23)

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ロンドン滞在中の博物館は、無料の娯楽場所?

british_museum01_syukusyou ロンドンに滞在中に、頻繁に行った場所は博物館と美術館でした。こういう場所は、全く苦手なところではなかったのですが、よく行った理由の一つが、入場料が無料で適当に時間が過ごせることでした。

 数多い博物館や美術館で、最初の頃よく行ったのが「大英博物館」 The British Museumでした。私のアパート、(フラット)がケンジントンでしたので、大英博物館まではかなりの距離がありましたが、全て歩いて往復していました。片道1時間以上はかかっていたと思いますが、ハイドパークを抜け、バッキンガム宮殿やトラファルガー広場、ピカデリーサーカス等、きままにロンドンの名所を通りながら歩いていくことは、思ったより楽しいものでした。

大英博物館の周りでは

british_museum02_syukusyou さて、大英博物館は、Great Russell Streetという地名にありますが、この付近は、ベッドフォード公爵という貴族が所有していたものですから、これにちなんだ地名が多く、Russellも公爵の苗字であります。

 また、この大英博物館付近は、ビクトリア駅と並んで安ホテルが多い地区で、私もよく泊まった「The Harlingford Hotel 」もこの近くにあります。このホテルは、英国人の家族経営でアットホームな雰囲気が気に入っていましたが、最近は行っていないので変わってしまったかどうか気がかりです。

british_museum03_syukusyou このホテルがある Cartwright Gardenは、三日月型をした広場で、この広場に面してまさに三日月型にホテルの入り口が並んでおり、Harlingford Hotel の予約がなくても、次々に泊まれるかどうか聞けるホテルがあり、大抵どこかのホテルに泊まれる便利な場所でもあります。

大英博物館の至宝

 さて、大英博物館ですが、当時はIRA(Irish Republican Army)アイルランド共和軍のテロ活動が盛んで、もっともテロというのはイギリス的考えかもしれませんが、とにかくこのために博物館等の入場は、入り口でバッグの検査が厳重になされていました。バッグを開けさせられて、係員が中をのぞき込んでいました。

 上から3枚目の写真は、ご存知のロゼッタストーンです。シャンポリオンが、エジプト文字(ヒエログリフ)の解読のきっかけとした、大英博物館でも有名な展示品の一つです。歴史の教科書にも載っていましたね。

british_museum04_syukusyou 4枚目の写真は、これまた大英博物館の至宝、エルギンマーブルです。元々は、ギリシアのアテネのパルテノン神殿を飾っていた大理石の彫刻群でしたが、イギリス人外交官のエルギン氏によって英国に持ち出されました。従って、パルテノン神殿にあるべき所になく、ここ大英博物館に展示されているわけです。

 この事は、あの映画「日曜はダメよ」の女優であるメリナ・メルクーリ氏が文化大臣になって、このエルギンマーブルの返還を要求して国際的な問題になった原因です。

 ロゼッタストーンといい、エルギンマーブルにしても、大英帝国が海外の弱小国の文化遺産を勝手に持ち出して、大英博物館に所蔵しているわけですから、1カ所でそれらの至宝を展示しているのは確かにメリットでもあるかもしれませんが、それらの国々にとっては文化遺産の散逸ですから、まことに複雑な思いがします。

 それにしても、当時は時間が腐るほどありましたので、大英博物館もゆっくり見ていました。今日は、エジプト室を見たから、明日はギリシア室といった風に見ていました。今から、考えてみればこれほどの贅沢はなかったと思っています。

 博物館を見ることは、以外にも疲れるもので、楽しみはお茶の時間です。当時の大英博物館のティールームは、ギリシア室、エジプト室の所から地下に降りたところにありました。セルフサービスでしたが、お茶とケーキを食べても、20ペンス~30ペンス、約150円から200円程度であったと思います。

* 記事中に掲載の写真は、いずれも1973年頃に撮影した写真をスキャナーで読み込んだものですのでご注  意下さい。

By Jun

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