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2005.08.05

海の正倉院、沖ノ島へヨットでクルージング(1)

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海の正倉院、玄界灘に浮かぶ絶海の孤島「沖ノ島」

okinosima 福岡県の沖ノ島をご存知でしょうか。右の地図でご覧のとおり、玄界灘に浮かぶ絶海の孤島であることがお分かりだと思います。
 この島は、玄界灘にある普通の島々とは全く異なった島なのです。何故かというと、島の古代祭祀遺跡より12万点にも及ぶ国宝、重要文化財が出土した宝の島で、このため「海の正倉院」とも言われています。
 さらには、私が住んでいる宗像市にある宗像大社の沖津宮として、祀り祭られる生きた信仰の島でもあるのです。

沖ノ島クルージング前夜の買い出し

 先日、京都からのゲストお二人を迎えて、私達のヨット、アク号(略称船名:以下アク)も初の沖ノ島へクルージングに出かけました。お二人に加えてアクのメンバーはるさん、Kさん、Mさんそして私の6名が乗り込むことになりました。

 金曜日の夜7時半頃、福岡市西区にある小戸のヨットハーバーに集合、すぐに近くのホームセンター「コーナン」の食料品コーナーに3日間の食料買い出しに行きました。通常のクルージングでは、島に到着すると食堂で食事したり、売店で食料やドリンク類を買えるのですが、なにしろ沖ノ島には、全く商店や飲食店はなく、ほぼ無人島状態ですので、3日間は海の上にいるのと同じなので必要なものは全て出港前に揃えておく必要がありました。

aquarious_oosoji0007_syukusyou ショッピングカートを4台も連ねて、どっさり食料品やドリンク類、缶ビールを買い込みました。

前夜祭? 姪浜の「雑魚亭」の夜は更けゆく

 買い出しの後は、今夜の夕食です。ハーバーから少し離れた名柄川沿いの海鮮料理「雑魚亭」に行くことにしました。アクの大掃除の時に、Mさんの案内で行った店で、なかなか美味しいうえに安い店なのです。1枚目と2枚目の写真は、大掃除の時に写したもので雑魚亭の昼間の様子です。

aquarious_oosoji0006_syukusyou お店は、コンテナを利用したような感じで、お世辞にも洒落ているとは言えませんが新鮮な素材を揃えていて、当夜も水煮のワタリガニなどを出してくれました。ただ、夜10時過ぎのために、売り切れの食材が多かったのが残念でした。
 雑魚亭では、勤務を終えて、途中から加わったMさんのマジックショーなどもあり、大いに盛り上がりました。

      続きがあります。下の「続きを読む」をクリックしてください。

強風吹き荒れる南風のため、出港待機

okinoshima0002_syukusyou 雑魚亭を後にして、ハーバーに係留しているアクに戻りました。実は、夕食後出港することも計画していたのですが、当日の夜は南の風が相当に強く吹いていて、出港しても博多湾から出ると高波の中を航行することが予想されました。

 okinoshima0004_syukusyou 実は、福岡海上保安部からの福岡沖の海上の状況、灯台付近の風の強さ、波の高さ等を伝えてくれる便利な電話情報サービス(Tel 092-281-9177:接続状況が悪いことがあります。)があり、博多湾沖では、7m~10mの風、波高は1m以上であることが分かっていました。夜の時化でのクルージングは馴れてはいても、やはりつらいものがあるので、ヨットで仮眠して夜明けに出港することにしました。私は、キャビン(船内)では暑いのでデッキ(甲板)でそのまま寝ることにしました。野宿みたいなものです。

夜明けの出港、針路は東へ

okinoshima0005_syukusyou 土曜日の朝、太陽が上がる前、白々と夜が明けた頃、出港しました。3枚目の写真が、ハーバー出港後の写真で、ハーバー付近の灯りが未だ見えています。仮眠待機したおかげか風は全くなく海はべた凪です。エンジンで快調に航走しています。

 4枚目の写真は、船首方向に玄界島が見えています。今年の3月に福岡県西方沖地震で大変な被害を受けた島です。アクは、この島の右側(東側)をかわして、東方の沖ノ島へと針路を取ります。

okinoshima0016_syukusyou 実は、アクは博多湾から東の方にクルージングしたことが少ないのです。壱岐や五島列島、呼子、唐津方面、ハウステンボスなどはよく行ったことがあるのですが、筑前大島、地の島、相ノ島方面は遊ぶところも少ないしであまり行くことはありませんでした。

 5枚目の写真では、志賀島沖を走っています。ちょうど雲間から朝日がこぼれています。この志賀島では、有名な「漢委奴国王」の金印が出土しました。

 志賀島を通り過ぎ、筑前大島沖にさしかかったくらいのところで、雨が降り始めました。キャビンから防水カッパを取り出して着用しました。この雨は、かなりの強さで風も吹き始めました。前線が通過中と思われました。雨で困るのは、視界が悪くなることです。広い海ですが、他の船と衝突したら小さなヨットはひとたまりもありません。私達のアクにはレーダーも装備していませんので、なおさら視界が狭まるのは要注意なのです。

見えた! 島だ! 沖ノ島だ!!

 雨はやがてやみました。視界も開けました。しばらくすると船首方向にうっすらと島影が見えはじめました。沖ノ島です。6枚目の写真が、沖ノ島の島影です。小戸のヨットハーバーから40数マイル(70kmくらい)、7時間程度でようやく到着する事になりました。

 次回の記事は、いよいよ沖ノ島上陸と探検のお話です。

ヨットでも使えるヘリーハンセンのマリンウェア 
ヘリーハンセンUrban Sadhu Jacket。
HHヘリーハンセン マリン ワーク ジャケット。他


海の正倉院 沖ノ島に関する本 売れている順リスト 
「古代祭祀とシルクロードの終着地・沖ノ島」。 「沖ノ島祭祀遺跡 考古学ライブラリー」 他

 

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コメント

 ゆっこさん、今晩は。ゆっこさんの「福岡市内進出計画着工」のブログ、いつも楽しく拝見しています。宗像から福岡市内、福岡近郊とエリアも広いお店の紹介すごいですね。
 さて、沖ノ島の女人禁制のこと、今時こんなことと思いますが、信仰のことですから理屈ではないようです。
 特に漁師の方々にとっては、やはり宗像の神様ですから強い思いがあるようです。
 ところで、沖ノ島と宗像大社一帯を世界遺産に申請しようと言う話もあるようです。あのエジプト通の吉村作治先生も関心を示しています。
 しかし、女人禁制で世界遺産になれるのでしょうか?

投稿: Jun | 2005.08.08 22:21

沖の島、いいですよね~!!めっちゃ行きたいんですが女人禁制・・・
宗像大社(いわゆる末妹の・・)の国宝館みたいなトコロの展示を見るだけでも興奮しますが、う~ん一度は行ってみたい。って無理か

投稿: ゆっこさん | 2005.08.08 11:18

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