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数日前、休みが取れたので友達と二人で、福津市の福間海岸の防波堤に釣りに出かけました。午後3時頃家を出ましたので、ボート釣りではなくて、レガシィの荷台に竿、クーラーそしてタックル(釣り道具入れ)を放り込んでの釣行です。
福津市・宮司のすみともモフィッシングで、冷凍アミの大を一角購入しました。狙いの魚は、防波堤での小アジです。仕掛けは、サビキで以前から購入していたのが、山ほどありましたので他には買うものはありませんでした。
車を福間漁港海浜公園内にある漁協直営の「お魚市場」の前の広い駐車場に停めました。この駐車場から、防波堤まで5分もかかりません。竿とクーラーとタックルを持って歩きました。
長い防波堤には、チラホラ釣り人がいました。しかし、あまり釣れていないようでした。ファミリーのサビキ釣りが多いようでした。
私達は、南北に伸びている防波堤と東西に横たわる防波堤が交わる場所で釣ることにしました。竿を伸ばし、リールを取り付け、仕掛けを付けます。今日の仕掛けは、浮きを付けたサビキです。小アジを効率よく釣るにはこの釣法が一番です。
仕掛けができたので、早速アミカゴにアミを詰め込んで第1投です。寄せ餌のアミにたくさんの小魚が殺到します。しかし、木っ端グロ、フグ、サヨリそしてカワハギの小魚ばかりで、肝心の小アジの魚影がありません。最初から、小アジが来ないこともありますので、忍耐強くアミカゴにアミを詰め込んで、投げをくり返す必要があります。
すると、左隣の釣り人の竿が見事にしなっています。大物をかけたようです。興味津々で眺めていましたら、釣り上げられたのは、アイゴ、この辺ではバリと呼ばれる魚でした。この魚は、毒針を持っており不注意にさわると手などが腫れ上がって痛み大変なことになります。
小一時間ほど釣りましたが、全くアジゴは釣れません。別な釣り人も、帰り際に「ここはアジゴも何にもおらん。釣れん。」と言いながら引き上げていく始末。
友達が、サヨリが寄っているから、サヨリ釣りに切り替えよう」と言いだし、サヨリ釣りの仕掛けを買いにすみともフイッシングに行くことにしました。
すみともフィッシングでは、小さな小さな釣り針とサヨリ釣り用のアミカゴ、小さな浮きそして付け餌のアミなどを買いました。防波堤に戻って、サヨリ釣り用の仕掛けを竿にセットして、釣り始めました。
アジゴを釣っているときから、アミカゴの周囲にはおびただしいサヨリの群が寄っていましたので、今回も仕掛けを投入するとサヨリの群が殺到します。
サヨリは、水面を泳いでおり、口も小さいため、小針にアミの着け餌を付け、針にはガンダマ(小さな鉛玉)を付けませんので、針に付けたアミの餌は水面を漂うようにします。友達は、釣り方の要領が良く、次々にサヨリを釣り上げます。一方、私は、付け餌のアミの付け方が悪いらしく、水面に着く前か、水面に着いたと同時に付け餌が外れてしまい、なかなか釣れません。
やっと釣れても、スレ(魚の口にではなく胴体などに針がかりすること)にかかっていました。友達に要領を聞くと
道糸を張り気味にして、かすかな魚信を取っているとのこと。その通りにしたら、やっと釣れ始めました。
サヨリの群は、一向に散る気配もなく、どんどん釣れます。でも、魚体の長さが20cmぐらいで、釣りごたえは、ほとんどありません。1時間くらい釣ると、クーラーにも数十匹のサヨリが入りました。キリがないし、夕陽も綺麗に見えてきたので、ここらで納竿としました。
納竿間際に、土地の老人が寄ってきて、サヨリの群を見ると、「このポイントでは、こんなにサヨリが寄ってきているのは、とても珍しいことだ」と言いました。あまりに、あっさりとサヨリが群れて釣れたので、これが当たり前と思っていましたが、そうではないようです。この辺のポイントは、アジゴは群れるが、サヨリは群れないそうです。
防波堤は、比較的気軽に釣りを楽しむことができるポイントです。車からそんなに歩かなくてもよいところが多いですし、足場もよく、釣りやすい場所です。これから涼しくなってきますし、一度アジゴ釣りにでも出かけられてはどうでしょうか。
サヨリ仕掛け 各社比較一覧表色々あるサヨリ仕掛けは、釣り場の環境や自分のロッド等に合わせて適切なものを選んでください。もちろん値段も大切です。
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