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2006.08.10

「Top Gear」 英国BBC放送の人気車番組、ベンツSクラスを英国コテージ風に改造?

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BBCの名物車情報番組 Top Gear

 英国には、日本の国営放送NHKに相当するBBC(The British Broadcasting Corporation)英国放送教会があります。英国びいきの私は、よくこのBBCをCS放送のスカパー(252ch)で見ています。

 まずは、英国コテージ風メルセデス・ベンツSの動画は下をクリックしてご覧ください。

 英国本国では、BBC1、BBC2等と多彩な特徴を持つ放送局に分化していますが、私達が日本で見られるのは、「BBCワールド」と言う国際放送です。米国のCNNに似たニュースをメインとした番組編成でドラマや音楽、スポーツ番組などが少なくある意味退屈な放送局かもしれません。

しかし、以前の記事でも紹介した「Top Gear」は、退屈な番組どころか素晴らしい車情報番組なのです。日本のTVの車情報番組と言えば、松任谷正隆氏の「TV Car Graphics]や今は終了した三本和彦氏の「新車情報」などあり、それぞれ面白い番組ですが、「Top Gear」の番組企画力にはかなわないと思います。

 メイン司会者のJeremy Clarkson, James MayそしてRichard Hammondの3人が番組を引っぱって行きますが、Jeremyのキャラクターで持っているようなものです。Top Gearの番組紹介は以前の記事をご覧いただくとして、今回は面白い企画の一端を紹介します。

高級車 ベンツSシリーズを英国コテージ風に改装

 最近のTop Gearで面白かったのは、ベンツの高級車種Sシリーズを英国コテージ風に改造するものです。YouTubeに画像がありましたので、最後に実際にご覧いただくとして、少し説明しておきます。

 Jeremyは、ベンツの車内を改造したいと思いフランス人の女性デザイナー、マリーに設計プランを依頼します。二人は、最初のミーティングでは現代の車のインテリアが良くないと共感します。この時、Jeremyは、自分の家のような車にしたいと希望を伝えます。

 一週間後、マリーは、お洒落な素材でモダンなベンツの改装プランを提案しますが、その途端、Jeremyは唖然とします。Jeremyの考えは、車内を英国の田舎のコテージ風にしたいというものです。イメージとしては、Jeremyが着用しているツイードのジャケットが似合うインテリアなのです。

 マリーは、強烈に反対しますが、Jeremyは、石を敷いた床、燃えさかる暖炉、本棚、ウィングバックチェア(安楽椅子)等で英国の田舎の小さな家の雰囲気を出したいと主張します。最後には、仕事場にセメントミキサーを持ち込み、ポーランド人のビルダーに指示したりします。
 なお、このマリーとのバトルは英国とフランスの関係を表現している意図があるようです。また、作業員3人ともポーランド人ということも英国の外国人労働者の状況の反映でしょう。この辺が憎い演出です。

 後部に暖炉を設置するためにガソリンタンクを外し、小さなタンクを助手席の方に設置したり、フローリングや石敷きの床にするためにフロアにセメントを流し込んだりハチャメチャな作業になります。

 やっと出来上がった改造車は、運転席と助手席の床は木、後部は石敷き、ドアの内張りは漆喰、窓には英国コテージ風に格子入り、傘の柄のシフトノブ、暖炉、暖炉用の木材置き場、地球儀、本棚、おまけに暖炉の煙突を装備した超ヘビーなものです。

さて、超ヘビーなコテージ風のベンツの走行は?

 JamesとRichardの二人が、テストドライブをすることになりました。さすがに公道は無理でいつものテストドライブに使う飛行場跡での試走です。アンティークチェアの運転席は床を滑りまくります。セメントを流し込んだりしたベンツは車重もものすごく、0発進から100Kmに達するまで普通は11秒ですが、35秒もかかってしまいます。

 暖炉用の煙突が落ちるわ、窓は降りる途中で引っかかるし、ブレーキランプのテストをするとセメントの影響で点かなくなるわ。ハンドリングのテストではカーブすると地球儀は転げ周り、暖炉の煙が逆流したりの大騒ぎ。

BBCのスタジオでのJeremyと試走の二人の粋な会話

 スタジオに戻ってきた二人に、Jeremyは、このベンツは世界でも最も安全性の高い車だと宣言しますが、試走の二人は、Jeremyが床をピカピカに磨いていたので安楽椅子が滑って体中傷だらけになったと抗議します。

 Jremyは、今までは衝突実験で車をコンクリートブロックにぶつけるとコンクリートは無傷で車は壊れるが、このベンツはコンクリートブロックそのものだと豪語します。

 しかし、試走の二人は時速100Kmに35秒もかかると言えば、それこそ安全性の高い車の証拠だと切り返します。

 Jamesが変なインテリアだと言えば、Jeremyは、お前の部屋こそ部屋中エリザベス女王の写真ばかりじゃないかと、これまたイギリス人の好みそうな会話です。

 以上がビデオ映像の概要ですが、日本のNHKがこのような自動車番組を作れるのでしょうか。Top Gearは、このようなふざけた企画ばかりではなく、キッチリとした車の評価もしますし、私が何より気に入っているのは、車の走行映像で背景として映りこんでいる英国の素晴らしいカントリー、田園風景なのです。

The Big Book of Top Gear[洋書] 
「彼らが帰ってきた」のキャッチフレーズ。英国国営放送BBCの看板番組Top Gearの本です。



イギリスBBC放送の人気自動車番組「TOP GEAR」のビデオ・ダウンロード 
各シリーズより全36エピソード

洋書 「The Big Book of Top Gear   BBO TOP GEAR-2010」

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