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2006.08.30

ハウステンボス・ヨット・レース 長崎・ハウステンボス~福岡・小戸ヨットハーバー回航記

ヨットレースのあとはヨットを母港に回航

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 毎回、ヨットの話題で申し訳ありません。8月20日にハウステンボス・ヨットレースに参加しましたが、レース終了後はヨットを置いたまま、福岡に車で帰ってきました。

 ハウステンボスのヨットハーバーは、本来、係留は有料なのですが、レース前後2週間程度は無料で置くことができます。それで、9月2日くらいまでは置いていても無料なのですが、できるだけ早くヨットを福岡・小戸ヨットハーバーへ回航しておくにこしたことはありません。

 Dsc_3911syukusyoumojiDsc_3904syukusyoumoji それで、レースの翌週に回航することにしました。回航日の前日の勤務終了後、博多駅から佐世保行きの特急に乗ることにしました。夕食は、博多駅のトンカツ屋さん「かつ亭」。ロースカツ定食を食べている最中に、同行メンバーから携帯電話があり、今博多駅に着いたとのこと。

 トンカツ屋にいるよと伝えたら、早速来店して「味噌カツ丼」を注文。夕食後、特急みどりでハウステンボスへ。ハウステンボスには、夜10時過ぎに到着。別の同行メンバーと合流し、ハウステンボス駅で、タクシーに乗り、途中コンビニで氷、食べ物、ドリンク類を購入してハウステンボスの従業員入り口に午後11時頃到着。

Dsc_3924syukusyoumoji Dsc_3919syukusyoumoji_1 当夜は、無風でおまけに夕立もあったらしくキャビン内は少し蒸していたので、私ともう一人のメンバーは、外のデッキで寝ることにしました。別の二人のメンバーはキャビン内で。デッキでは、タオルケット1枚でしたが、少し星空を見た後、爆睡しました。

出港は午前5時30分

Dsc_3936syukusyoumoji Dsc_3931syukusyoumoji 朝5時、携帯電話にセットしていた目覚ましコールで起床。エンジンのファンベルトの張りを調整した後、5時30分過ぎに出港しました。深夜に出港できない理由は、西海橋近くの針尾の瀬戸の潮止まり、6時頃に合わせたからです。大村湾の出入り口である針尾の瀬戸は大変急流で満潮・干潮の潮の流れが止まるタイミングに通過する必要があるからです。

帝国海軍の針尾の無線塔

Dsc_3937syukusyoumoji Dsc_3948syukusyoumoji  西海橋に差し掛かる前で軽い朝食をとった後、西海橋を午前6時頃通過しました。針尾の3本の大塔(無線塔)が間近に見える頃、6時10分過ぎには朝日が上がってきました。この針尾の大塔から、開戦・真珠湾攻撃の「ニイタカヤマノボレ」の信号が送信されました。

 この暗号は、連合艦隊旗艦長門から発信され、有線ケーブルにより針Dsc_3958syukusyoumoji尾の無線塔に到Dsc_3983syukusyoumoji達し、中国大陸や南太平洋の部隊に送信されたと言うのが定説となっています。

 朝日や併走していた他のヨットの写真などを撮りながら、佐世保湾を北上。午前7時頃には、佐世保湾の湾口を抜けました。外海に出ても、無風でベタ凪ぎでしたのでエンジンによる機走を続けました。

平戸大橋を通過

Dsc_3976syukusyoumoji_1Dsc_3968syukusyoumoji  平戸島に架かる平戸大橋には、午前9時過ぎに通過しました。ちょうど、潮流と一緒に走る「連れ潮」でしたので、艇速も10ノット近くも出てあっと言う間に玄界灘にでてしまいました。今までの、ハウステンボスからの福岡・小戸回航ではこの平戸から玄界灘に出てきた時点で、強烈な北東の向かい風と高い波によく苦しめられたものですが、今回は平穏そのもの。

  Dsc_3987syukusyoumoji Dsc_3997syukusyoumoji 針路を唐津市沖の馬渡島(まだらじま)へととりました。9時30分ごろ、松浦沖でメンバーの同行者が、海に入りたいと言うので停船し、フェンダー(接舷クッション)2個を結び合わせそれを抱いて海に入りました。ヨットを走らせ、それにつかまって引っ張られるとなかなか涼しげです。

昼食は長崎名物のトルコライス

 10時半ごろ、早い昼食をとりました。荒れる海の上では、なかなか火が使いにくいのでDsc_4014syukusyoumojiDsc_3991syukusyoumojiコンビニ弁当なのですが、たまたま長崎名物のトルコライスの弁当がありましたので私はそれをいただきました。カレーピラフ、トンカツ、トマトスパゲティが一緒になっているだけなのですが、どういうわけかトルコライスと称して名物なのです。函館にも似たような「シスコライス」なるものがあるようですが。

Dsc_4021syukusyoumoji Dsc_4020syukusyoumoji12時頃には、唐津市沖の「加唐島」を通過し、オートパイロット(自動操縦)の針路を博多湾口の玄海島にセットしました。相変わらずのベタ凪ぎに今度は備え付けのウェークボードで遊ぶことにしました。フェンダーを抱いた時よりは、さすがに快適なようで、右に左にスライディングもできていました。

復興中の玄界島横を通過

Dsc_4031syukusyoumoji  舳先でお酒を飲んだり、写真を撮ったりしながらクルージングを続けると、午後2時過ぎには、玄界島に挟まれた博多湾口を通過しました。福岡西方沖地震で大きな被害を受けた玄界島は、復興建設の真っ最中で土の色が多く見えました。

 午後3時半過ぎには、ホームポートの小戸ヨットハーバーに入港し、今回の約70数マイル、(約120Km) 所要時間10時間にわたる回航を無事に終えることができました。

 By  Jun

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06 ヨット」カテゴリの記事

コメント

Ryuさん、今晩は。Junです。
ヨットの趣味ですが、豪勢なものと考えられていますが、実はそうでもありません。私達の仲間は、皆、ごく平凡なサラリーマンです。ヨットを3人以上の複数で運営すれば、世間の常識的な趣味の範囲でできるのです。
ただし、複数のメンバーを集めて長期間運営するのはなかなか難しいことです。幸い、私達のヨットはメンバーに恵まれていて、もう20年以上も同じ仲間で運営しています。
長距離クルージングのお尋ねですが、速い潮流は狭い海峡に限られていますので、ものの30分もあれば大抵抜け出します。風の無い時は、エンジンで航走します。私達のエンジンは、1時間当たり7リットル消費しますので、10時間のクルージングでは70リットル必要となります。燃料タンクには、軽く100リットル以上、詳しい数字は私は知らないのですが、満タンで200リットルとすると1日以上は機走できます。
 それで先日の回航も余裕で帰ってこれるわけです。
 ハウステンボスのようなレースは本当に楽しいものです。私達も、若い頃はシビアにレースをしていましたが、この頃は楽しむレースになっています。何の趣味でもそうかもしれませんが、人と人との触れ合い、交流ができることがより一層楽しいものにさせてくれます。

投稿: Jun | 2006.08.31 23:51

junさん、今日は!Ryuです。
ヨットレース関連の記事楽しく読ませていただきました。我ら団塊の世代にとっては憧れの様な人生を楽しまれていますね!羨ましい限りです。しかし、120キロメートル、10時間の回航は上手く行きましたね!潮流に乗れなかったり、風が無かったらいったいどうなるのですか?エンジンで寄港できるだけの燃料が積んであるのですか?ヨットレースに参加するって、意外に大変な様ですね!運んで、競って、戻って…でも、これが楽しいんですよね!
★★★記事が詳細で臨場感があり、とても素晴らしいです!

投稿: Ryu | 2006.08.31 10:00

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