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2006.11.14

桂米朝師匠が引退? そんなアホな!!

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Beityou 11月9日のニュースで上方落語会の重鎮で人間国宝でもある桂米朝師匠の引退示唆が報じられていました。

    今年の夏、8月に骨折をして入院し、自宅でリハビリをしていたそうですが、やっと、3ヶ月ぶりに大阪市内で行われた寄席の会合で高座復帰を果たされたのですが、その高座の終了後。

 米朝師匠は、「もう体はなんともないが(年で)高座に上がるのもしんどく、ようやらんもん(ネタ)が増えてきた。引退ってことを考えてもいいかいなと思たりしてまんねん」と、将来的に一線を退く考えがあることを告白されたそうです。

 思えば、9月に久しぶりの落語定席の天満天神繁昌亭がオープンし、上方落語にやっと光が差し始めたというタイミングにこのニュース。もっとも、完全に引退宣言かと言うとこの繁盛亭に出演したいとの意向もあったようなので微妙なところでしょうが、なんとも不安になるニュースです。

 枝雀師匠が逝き、その後を追うかのように吉朝師匠も亡くなられました。これで、米朝師匠が高座を退くとなると上方落語にとっても大打撃は間違いありません。

Beityou2 米朝師匠が入門した頃は、上方落語は崩壊状態でありました。その上方落語を立て直したのは、笑福亭松鶴師匠、桂文枝師匠、桂春団治師匠そして米朝師匠のいわゆる「上方落語の四天王」でした。

 このように上方落語の恩人である以上に米朝師匠の落語は、人間国宝に指定されているようにその話芸は頂点を極めております。

 今、NHKBSでは、「男はつらいよ」の全48作を放映しておりますが、この寅さんの笑いもいたるところに落語の笑いがちりばめられております。

 日本人の笑いの原点にある落語、その頂点のひとつである米朝師匠の落語が聴けなくなる日が近づいております。80歳の高齢を考えると仕方が無いことかもしれませんが、後継者が育ってないことに私は危機感を強く持っています。

 米朝師匠の落語 「貧乏花見」を下のプレイヤーで聞くことができます。

 「貧乏花見」は、東京落語では「長屋の花見」で知られる噺です。貧乏長屋の連中が花見に出かける様を面白おかしく描いています。家賃の掛け合い、お酒ならぬ「お茶け」で花見宴会をするところなどが聞き所でしょう。

 By  Jun

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コメント

Ryuさん、お早うございます。Junです。
つまらぬ一発芸のタレントが多すぎますし、くだらないテレビ番組が氾濫しています。私は基本的には、つまらぬ芸人やくだらない番組を全否定する気はありません。
世の中には、そういうものも必要だとも思います。ただ、あまりにも多すぎるのです。そして、子供たちにはあまり選択の余地がないように感じます。
「貧乏花見」もよく聞いてみると、子供たちにも少なからず良い影響を与える内容かもしれません。
古典落語は、そういった意味でも古典となるのかもしれませんね。

投稿: Jun | 2006.11.22 06:17

懐かしい名作古典落語「貧乏花見」を聞かせてもらいました。正統派の芸が影を潜めていく現代の流れに私も疑問/危惧を感じます。つまらぬ一発芸(学生のコンパ芸)みたいなものがちやほやされる世の中、マスコミも少し真剣に将来を考えてもらいたい物です。そんな訳で○h○を見る機会がどんどん増えています。いじめなんぞはマスコミが馬鹿番組を流している最悪の結果ではないでしょうか?売れない若手芸人が番組でイジメられているのを子供達が見て真似しているんです。ニュースでいじめ云々言う前に自らを反省すべきです!しかし、美しい日本、本当にこれからどう舵を取って行くのでしょうか?ちょっと硬くなりましたかね…?

投稿: Ryu | 2006.11.20 16:22

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