新しいボート・ドーリーを製作
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カートップ・ボート用のドーリー(運搬機)の新しいタイプを製作しました。
実は、ドーリーについては、トランサム・ドーリー、つまりボートの後尾に取り付けるタイプを製作しましたが、正月の釣行であえなく壊れてと言うより、取り付け用のクランプ(万力)の強度不足のため外れてしまいました。
それも、干潮の波打ち際で外れたものですから、車まで手で持ち上げてボートを運んだものですから、それはえらく疲れ果ててしまいました。カートップ・ボートと言えども重量は70Kg以上あり、二人で持ち上げても限界があります。
このトランサム・ドーリーの改善点は、強力なクランプ(万力)を購入するしかないので、ナフコで数倍も強力そうなクランプを購入しました。その上、荷重がクランプだけにかからない様にドーリーに船底を持ち上げる腕木を取り付けました。
これで外れないとは思いましたが、実は、トランサム・ドーリーにも短所があるのです。それは、船尾はドーリーで持ち上がっていますが、運ぶためには船首(バウ)を持ち上げる必要があるのです。ところが、この船首の荷重が比較的重たいのです。
正月の釣行の時にも、エンジン、燃料タンクそしてアンカー(イカリ)等をフル装備で船首を持ち上げようとしたら、とても持ち上がらず、全て降ろして持ち上げる羽目になってしまいました。
このことは、波打ち際まで船体を運んでも、エンジンやアンカー等を波打ち際まで何回も往復することになります。できたら、エンジンやアンカーも船体と一緒に運べればこれは大変な省力化になります。
このことを実現するには、トランサム・ドーリーでは不可能で、残された方法は船体下ドーリーになります。なお、船体下ドーリーなる用語は一般的ではなく、私の造語ですのでよろしくお願いします。
船体下ドーリーとは、写真でご覧のように、船底に当てるドーリーで、この当てる箇所が船体の重心と一致すれば、船首も船尾もそれこそ片手一本で上がるようになります。
この船体下ドーリーですが、構造はごく簡単で平面の板の両端に車輪を付けたら終わりです。後は船体の重心にこのドーリーを置くだけです。
ところが、事はそう簡単にいきません。重い船体の下にどうやってドーリーを滑り込ませるのか、移動中にドーリーが船底を前後にずれるのをどう防ぐかが課題になります。
重い船体の下にドーリーを滑り込ませる方法ですが、船底の前後にいわゆる「ウマ」をかませることで解決します。つまり、まず船首側を持ち上げて、ウマを滑り込ませます。次に船尾側を持ち上げて船尾側のウマを入れ込みます。この前後のウマによって船底と地面の間に船体下ドーリーを入れ込む空間ができます。
二人では簡単にできる作業ですが、一人でやる場合には、両手で船体を持ち上げて、足でウマを押し込みます。馴れれば比較的簡単にできます。
船体下にドーリーが入れば、重心点近くに当てて、後は船体が左右に傾かないようにするためと前後にずれないようにするため、ロープで船体に縛り付けます。前後については、通常、前進するために前の方にずれることは少ないために、後ろ方向にずれないように船首(バウ)からロープを取ります。
ロープを縛り終わったら、ウマを外します。ボートの重心がドーリーにバランスよく乗っているため、前後のウマは簡単に外れますし、危険もありません。
ウマを外した後に、試しに移動してみると、これは大変快適です。重心が取れているために前後の荷重はほとんど感じませんし、必要な力は押す力だけです。これも、ドーリーのタイヤが良好なのでほとんど力が要りません。極端なことを言えば、重いボートを運んでいる実感さえ感じないほどです。
舗装道路であれば、一人で1kmでも2Kmでも移動は可能です。早速、ボートを車庫に持ち込んでみました。これで、雨が降っていてもボートの改造作業ができるようになりました。
ボート用ドーリー各社製品一覧
10,000円から60,000円までの手頃なドーリーです。
船体に取り付けます。
ボートランチャー各社製品一覧
ボートランチャーとは、ボートの下に敷くもので、船体には取り付けません。
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コメント
Ryuさん、今晩は。Junです。
ボート関連の自作は、いろいろ工夫しがいがあり大変楽しいものです。
ただ、現在は、海の水も風も冷たいのであまり無理はしないつもりです。
Ryuさんの趣味も、ボート、ヨット、魚釣り、キャンプ、写真などは一度にやれそうですね。
お金があり余る人が趣味をしてもそれほど面白くないそうです。やはり、趣味は、いろいろ工夫をして使い方を考えてする方が楽しいものだと思います。
投稿: Jun | 2007.02.18 21:07
Junさん今日は、Ryuです!
やっと出来上がりましたね!流石にJunさん、色々と工夫された様で、これから益々魚釣りが楽しみになってきましたね!
私も春からは忙しくなりそうです。ボート・ヨット・魚釣り・山登り・旅行・JAZZ・写真・キャンプなどですが、どれをとっても色々と物入りですので、衝動買いは気をつけて有る物や共用できる物に絞り込もうと思っています。
投稿: Ryu | 2007.02.14 16:21