« 宗像市の中国料理「石本」 ランチにはのネギラーメン | トップページ | 自作カートップボート用ランチャー(ドーリー) »

2007.06.08

自作ボート、2.4mプラムの製作(エポキシの使い方とバルクヘッドの取り付け)

Dsc_6016syukusyoumoji Dsc_6025syukusyoumoji  自作ボートの記事では、前回はエポキシの話題に触れましたが、そのエポキシを利用してだんだんとボートらしくなってきています。

 実は、大きな船でもそうなのですが、船体自体は割りと早くできるものです。問題は、その後なのです。進水式は早めにできた船も、その後は岸壁に係留して、船体内部の工事、つまり艤装にとりかかります。

Dsc_6050syukusyoumoji Dsc_6053syukusyoumoji  この艤装が、けっこう時間がかかるものなのです。自作のボートも似たようなもので、船体はビックリするくらい早く形ができますが、その後の接着や作り込みに手間がかかります。

 さて、船体の作業ですが、ステッチしたら次の作業はグルー(接着剤)を使用して貼り合わせます。

Dsc_6027syukusyoumoji Dsc_6056syukusyoumoji  エポキシは、2液混合型の接着剤で、エポキシ樹脂本体と硬化剤に分かれます。これらを2:1に混ぜ合わせます。この比率は、重量比なのか体積比なのかありますが、エポキシの使用説明書を見て、できるだけ厳格にやる必要があります。

 サーフショップから手に入れたビン入りのエポキシは、説明書も無く、体積比、つまり目盛り付きビーカーで測ってやりました。ここで、注意しなければならないのは、一度で大量に混ぜ合わせないことです。

Dsc_6021syukusyoumojiDsc_6032syukusyuoumoji_1

 なお、サーフショップ等のイレギュラーな入手方法ではない楽天市場からも購入できます。

自作ボート製作に使用できるかもしれない2液式エポキシ接着剤 
スリーボンド 2液性エポキシ接着剤 パンドー 1kgセット 水中硬化タイプ。 
ロックタイト エポキシ系接着剤 445(エポキシ45)。他

 さて、エポキシの硬化時間が早ければ、作業の途中で硬化が始まってどうにもこうにもならなくなり、大量の使用できないエポキシ混合液が発生して捨てなければならなくなります。事実、最初、エポキシ樹脂40mlと硬化剤20ml、計60mlを混合して、ボートに塗りたくっていたら、急に熱を持ち出し、あれよと言う間に固まりだして、半分以上は固化してしまいました。

 これを防ぐためには、事前にファイバーグラスクロスを必要な大きさと量を切り出しておくなど準備して、手早く作業をしなければなりません。

Dsc_6073syukusyoumojiDsc_6070syukusyoumoji それと接合部には、まず、エポキシを塗ってから、ファイバーグラスのテープを載せ、その上からさらにエポキシを塗布していきます。その際、ファイバーグラスに気泡が入らないようにして密着させます。

 サーフショップのビン入りエポキシは、10分ほどで固化し始めますが、インターネットで手に入れたポリ容器入りのエポキシは、硬化剤がスロータイプでしたので、固化までの時間が相当長くなっており、余裕を持って作業ができます。

 エポキシの作業は、試行錯誤でやらざる得ませんが、ある程度すれば慣れてきます。それには、少量づつ作業することが肝要で、無駄な廃棄エポキシを出さずにすみます。

カンタン FRP 補修キット  
FRPの補修に必要なポリエステル樹脂、硬化剤、ガラスマットなど基本的な物がこのセットの中に全て揃っています。

Dsc_6072syukusyoumoji

 船体の接合が大体できると、次はバルクヘッド(隔壁)を取り付けます。タイプ1のサブロクの5.5mm厚の合板から切り出すことになるのですが、この時、船底の角度を測る簡単な治具(ジグ)を合板を利用して作っておくと便利です。

 ジグは船底のV字の角度や船底と舷側版との角度を測定して、その角度を合板に写し取るために使用します。簡単な道具ですが、効用は抜群で結構、ピタッとバルクヘッドが船体に収まってくれます。

 バルクヘッドは、船体の強度を増すためと乗員が座るためのベンチや物入れ、イケスにもなります。船首と船尾の物入れ兼ベンチ、中央部のベンチとイケスを作りこみます。

 特にイケスは、フィッシングには欠かせないものです。このため、イケスの船底の栓として、イケダ式スカッパーをネットで購入しました。

イケダ式 スカッパ 
イケスの底の水栓みたいなものです。本当は流入用と流出用の2個付けるそうです。

 これは、ねじ込み式のフタ付きの流しの栓みたいなものです。ネットでは、800円くらいのものですが、送料や代引き手数料が1500円もかかってしまい合計2300円も支払う羽目になりました。それでも、宗像では簡単に手に入らない装備品ですから仕方がありません。

 バルクヘッドを取り付け終えると、かなり船体の強度が増しますが、それでも力を加えるとボワーンと船体が揺れます。ベンチの取り付け、船底のモール、舷側版の手すり(ガンネル)等を取り付けながら、更なる船体強化をしていくことになります。

スポンサードリンク

|

« 宗像市の中国料理「石本」 ランチにはのネギラーメン | トップページ | 自作カートップボート用ランチャー(ドーリー) »

04 自作ボート」カテゴリの記事

05 釣・フィッシング」カテゴリの記事

12 DIY・日曜大工」カテゴリの記事

コメント

Junさま。
大変恐縮です。Junさんの製作の動機、これが一番だと思います。実用性の高いボート、気を遣わず使いやすいボート、これが一番です。自分で作るのも好きなのですが人の作ったのを見るのも好きです。更新されるのをわくわくしながら待っていますのでよろしくお願いします。陰ながら応援しております。

投稿: take-two | 2007.06.10 23:54

take-twoさん、今晩は。Junです。
take-twoさんが製作された「グリーンノート」、スモールボート誌の2007年3月号の記事に掲載されたのを読んでいました。
木目を生かした素晴らしい自作艇で、それに比べて私の自作艇など、いい加減に作っていまして、お恥ずかしい限りです。
 今回のボート製作の目的は、魚釣り用の手軽なボートを調達したいと言うことでして、その目的さえ達すればよいということで手抜きもいいところです。
 ただ、今回のボート作りを経験として、いずれは高級材を用いて、ペンキなど塗らずに、木目を最大限に生かした美しい艇を作るのも、一つの夢でもあります。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: Jun | 2007.06.10 21:55

今晩は、Junさん!Ryuです。

かなり進捗しましたね!記事を読んでいるだけですが、ワクワク楽しいです。思い立ち、勉強し、実行するJunさんの行動力に頭が下がります。私はなかなか実行に移せないタイプなので余計にワクワクします。あ~こんな風に補強するんだ…と感心しながら拝見していますが、こんな程度で大丈夫なのかな…?と心配もします。ファイバーグラスシートで最終的には全体を包み込む様になるのですか?この辺は今後の記事を楽しみにしようと思っておりますが。

6月24日先輩の新型ボートの進水式が有ります。V8/5700cc、300馬力、定員10名、全長8.5m、幅2.6m、シーレイ260サンダンサーというボートらしいです。

私はJunさんのボートの進水式も心待ちにしています!こちらの方が手造りという意味で夢が有りますからね!


投稿: Ryu | 2007.06.08 22:42

突然お邪魔して申し訳ありません。「自作ボート」のキーワードでこちらへ来ました。以前、ボートを自作したことがあるのでとても楽しく拝見させていただきました。これからも楽しみにしてますので宜しくお願いします。

投稿: take-two | 2007.06.08 11:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52841/15326495

この記事へのトラックバック一覧です: 自作ボート、2.4mプラムの製作(エポキシの使い方とバルクヘッドの取り付け):

« 宗像市の中国料理「石本」 ランチにはのネギラーメン | トップページ | 自作カートップボート用ランチャー(ドーリー) »