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2007.06.11

自作カートップボート用ランチャー(ドーリー)

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Dsc_5838syukusyoumoji Dsc_5825syukusyoumoji_1  ブログ「ちかっぱぴしゃーっと」のhaikei31さんからのコメントに「ドーリーが気になる」とのことでしたが、以前のドーリーの記事から、多少改造を施していますので、遅ればせながら紹介しておきましょう。

 その前に、私が自作した「ドーリー」は、実は「ドーリー」ではなくて、「ランチャー」の用語の方が正しいのかもしれません。確信はありませんが、「ドーリー」とは、スモールボートの船尾(トランサム)に取り付けられた上下稼動する車輪を指すようです。

Dsc_5842syukusyoumoji Dsc_5841syukusyoumoji  陸上では、下に降ろして船体を移動させ、海上では船尾に跳ね上げて水に浸からないようにしているものです。

 ランチャーは、船体に固定されているものではなく、海上にあるときは、陸に置いたままにするものらしく、従って、私が作成したものはランチャーと呼ぶ方が正しいのかもしれません。

Dsc_5847syukusyoumoji Dsc_5850syukusyoumoji  以前の記事でもランチャーを紹介しましたが、あれ以降、少し改造して使いやすくしました。具体的には、ハンドル部を付加しました。

 以前のランチャーでは、支えのハンドル部が無いため、自立できずにクリンクリンして大変使いにくいものでした。そのため、矢崎のイレクターを利用してハンドル部を作成しました。

Dsc_5864syukusyoumoji Dsc_5858syukusyoumoji  ただし、ハンドル部を固定してしまうと、レガシィの荷室に入りませんので、取り外しができる様にしているのがミソです。ランチャーの下部に塩ビパイプを設けて、イレクターのパイプを通し、すっぽ抜けないようにイレクターの金属接合部品をかませます。ドライバー等の工具を使用しなくても済むように、ナットは蝶ナットを用いています。

Dsc_5860syukusyoumoji  このランチャーの使用心地は、大変快適で、船体下に入れる時もスムーズにできますし、船体以外のエンジンや燃料タンクの運搬にも便利に使えます。

 このランチャーの欠点は、2×8材を使用しているため、非常に重いことです。この欠点をクリアーするためには、イレクターで全部組むことが軽量化の早道です。

 ただし、一輪車の車輪とイレクターを接合するためには、少し工夫が必要ですが、現在の車輪ユニットをイレクターにドリルで穴を開けて木ネジで留めれば可能な気がしています。

 参考にしていただければ幸いです。

 なお、自作まではちょっとという方には、市販のボートランチャーもあります。

お手軽な各社ボート用ドーリー比較表
良さそうなボート用ドーリーをピックアップしてみました。自作で行くか既製品で行くかの検討に役立ててください。


10,000円から60,000円までの手頃なドーリーです。 船体に取り付けます。





ボートランチャー各社製品一覧
ボートランチャーとは、ボートの下に敷くもので、船体には取り付けません。



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コメント

こんばんわ。
わざわざありがとうございます(笑)。
大変参考になります。
私も一応ドーリーを作りましたが、
どうにもうまくいかないというか…
改良が必要なようです。
木材って意外に重たいですよね!
バンクの角度をなんとか調整したいと思っています。
ポータは一応Vハルになっていますので、
平面じゃうまく乗らないのです…

投稿: haikei31 | 2007.07.12 21:42

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