« 行橋市の「ラーメン三徳」 ハートウォーミングなラーメン屋さん、 | トップページ | 「廻鮮 わっしょい」 宗像市に新しい回転寿司 »

2007.07.31

自作ボート・単独シーバス釣行、逃げた魚は?

スポンサードリンク


  魚釣りには、よく釣れるタイミングに「まずめ」と言う言葉があります。まずめには二つあり、朝まずめ、夕まずめです。

Img_2470syukusyoumoji  朝まずめとは、夜が白々と明ける頃から朝日が昇る間での間。夕まずめとは夕焼けが始まる頃から日没までの間を言います。何故、この時間に魚が良く釣れるかですが、まずプランクトンが活発に活動しはじめ、それらを食べる小魚も活性化し、小魚を食べる大型魚も行動を開始するからです。

 このため、釣り人は朝まずめか夕まずめを念頭に行動を開始するのが多いと思います。

 ミニボートでの釣行では、夕まずめは適当ではありません。夕まずめだとすぐに日が暮れてしまい、夜間航行が危険だからです。夜は視界が悪く、航海灯などを点灯しなければ衝突される可能性も高く、法的に航行が禁止されます。

Img_2472syukusyoumoji  従って、朝まずめを狙うほうが現実的であります。釣行当日の日の出時刻が5時30分頃。その日の私の起床時刻を4時にしておいたのが、4時30分に起きました。

 前日から、ボートや釣具の準備をしておいたので、すぐに出発。途中、24時間のうどん屋で朝食を取って6時前に到着。砂浜でボート等のセッティングして6時45分頃に出航。

Img_2473syukusyoumoji  博多湾の東にある某河川から人工島にかかる大きな橋に着いたのが、7時半過ぎ。つまり、朝まずめからすでに2時間も経過していました。テキパキやればもっと時間短縮できますが、それでも5時30分頃に、釣を開始するとなると午前3時頃には起床が必要となります。

 8時50分頃が、大潮の満潮でしたからまだ潮は動いておりました。橋脚周りをルアーでシーバスを狙います。なかなかあたりが出ませんでしたが、スピンテールの「クルクル逆襲」にやっとヒットしました。釣れたのが、これが10cmくらいの超ミニセイゴ。自分の体長くらいのルアーによく食いついたものです。

Img_2481syukusyoumoji  そのあと、1回当たりがありましたが、そうこうする内に水上スキーのボートやジェットスキーが傍若無人に走り回り始めました。人が釣をしているのもお構いなしです。同じマリンスポーツですからとやかく言いたくありませんが、もう少しコースを遠めに取るとかするのなら可愛げもありますが、とにかく釣りになりません。

 場所を変えるため移動。人工島を一周することになりました。以前、テクトロでセイゴを釣った防波堤を目指します。途中、燃料切れのため海上でエンジンに給油。2馬力エンジンのタンクは1リットルしか入りませんので、1時間も航行すれば燃料タンクは空になります。

 そのため、必ず予備のガソリンタンクを持っていく必要があります。私は、5リットルの携行缶を持って行っています。

なお、携帯電話のGPS機能では、2馬力エンジンでのボートのスピードは時速約8Kmを計測していました。

Img_2489syukusyoumoji  防波堤では、テクトロ(防波堤の上を歩きながらの釣方)をしましたが、全く駄目。再び、ボートの魚探で魚影を確認しながら流しました。小魚の群れが時々確認できたので、そこでルアーを投げ込みましたが、不調。大変暑くなったので、一時、海岸に上陸して冷たいコーラで一休み。

 再び、ボートを出して、今度は某河川にかかる橋脚を攻めてみました。今度は、アンカー(イカリ)で固定して、丹念に探りました。橋脚に海中に空洞の部分があり、そこをクルクル逆襲で底を取って巻き上げると、ヒット!!

Img_2483syukusyoumoji  すぐに魚体が海面上に浮き上がり、目の前でシーバスが大きな口を開けながらエラ洗い(頭を左右に振ること)。ウワ!これはデカイぞ!!と思った途端、急ダイブ。底に向かってマッシグラ。6フィートのシーバス竿が半月状に絞り込まれます。

 アー、これはイカンと思った瞬間。プッチン!!バラシてしまいました。急いで、ラインを巻き上げて確認すると、ルアーの接続リングの所から切れていました。

 バラシの原因は、リールのドラグの締めこみすぎでした。このヒットの前に、ルアーが根がかりしてしまい、回収のためにドラグを締めていたのを緩めないままなのでした。ドラグの調整が適切であれば取り込めていたのかもしれません。

 一瞬見えた頭の大きさと、強烈な引き込みから類推すると、少なくともフッコクラス、もしかしたら70cmオーバーのスズキクラスであったかもしれません。逃げた魚は大きかったとよく言ったものです。

 それとバラシた原因で、もう一つ。実は、前夜にプッチンプリンの大型を食べていました。このためにプッチンしたのかも。いや、こんなことも考えるほど、マジに逃げた魚は大きかった。

 この後は、取り込み騒動でタモの網部分を海中に落としてしまったこと。クルクルが無くなってしまった事から、戦意喪失となり、次回に期待しつつ撤収!!

 By  Jun

スポンサードリンク

|

« 行橋市の「ラーメン三徳」 ハートウォーミングなラーメン屋さん、 | トップページ | 「廻鮮 わっしょい」 宗像市に新しい回転寿司 »

05 釣・フィッシング」カテゴリの記事

04 自作ボート」カテゴリの記事

コメント

haikei31さん、お早うございます。Junです。
お久しぶりです。
あのマリンスポーツ、水上ジェットやウェイクボードの人達は、釣をしたことが無いのでしょうかね。釣と言うものが、どんなにセンシティブで細心の注意が必要なのか。
釣り人も周囲に全く迷惑をかけていないのかと言えば、やはり多少の迷惑をかけているわけですが、そこはそれ、できるだけ少なくしようと努力していれば、許容範囲も出てくるものです。
水上ジェット等も釣り人や海水浴等の近くでは、速度を緩めて徐行するとかしてほしいものです。20mくらいの近距離を全速で駆け抜けるものですから、顰蹙されてしまうのです。
逃がした魚は、本当に大きく感じるものですね。それもフックから外れただけなら、あきらめもするのですが、ラインブレイク、それもドラグの調整ミスですからなんともはやです。しかし、これも次へつながる教訓で、もっと大きいのがかかった時に役立つのでしょう。
私のボートも、haikei31さんのポータボートも認識しやすいボートですから、海上でお会いした時はよろしくです。盆までには、博多湾のシーバス釣を数回予定しています。

投稿: Jun | 2007.08.04 09:21

こんばんわ。
いやー、わかりますよ。いろいろ(笑)。
痛いくらい気持ちがよくわかります(笑)。
まず、マリンスポーツ系の方たちですが…
容赦ないぐらい引き波をたてて下さいますよね。
ポータは横波もあまり苦にはならないですが、
それでも揺れは心地よいものではありません。
それからこの炎天下での釣りは大変ハードです。
炭酸飲料が欲しくなる気持ちもよくわかります!
そして「逃がした魚は大きかった」という妄想(笑)。
私も逃がしたときは「あれは70超えとった」とか、
もう言うのは自由ですから言ってます(笑)。

私も来週か再来週には久しぶりのシーバスを考えてます。
ナナマルもいるところにはたくさんいます。
お互い頑張りましょう!

投稿: haikei31 | 2007.08.03 22:14

JUNさん、こんばんは。Shigeです。
お返事ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。

怪しい者ではございませんのでお気軽にメールください。
#なんせ公の場では書きづらい事が多いので(^^;

投稿: Shige | 2007.08.02 22:20

Shigeさん、今晩は。Junです。
福○市の方で、同じボートフィッシングを楽しんでいらっしゃるようで、コメントしていただいて本当に嬉しく思います。今後ともよろしくお願いします。
あのジェットとかウェイクの方々は、同じ海を楽しむ仲間として温かく見たいのですが、もう少し配慮してほしいですね。
この配慮の無さが、○○浜のブロック群を招いてしまい、結局は自分達の海を遠ざけてしまうことになるのですから。
湾内情報教えていただければありがたいです。今週は、鮫やエイ騒ぎで、妻の実家の義母から出航禁止を言い渡されましたので、釣行は無理のようですが、盆前には行ってみたいと思っています。
 まだ、自力ではフッコクラス以上、セイゴでも20cm以上のシーバスは釣っていません。今回の釣行でなんとか橋脚でポイントらしきものを発見できたのかなと思っています。
 よろしくお願いします。

投稿: Jun | 2007.08.02 20:14

JUNさん、はじめまして。
ご近所の福○市に住むShigeです。
いつも楽しく拝見させていただいております。
今時期というか暖かくなると人工島の湾奥はウエイクとジェット愛好家の方が来られますので釣りは出来ないですね(^^;

話は変わって○○浜のあのブロックですが役所に陳情してみましたが撤去はあり得ないという事でした、、、
閉鎖ばっかりでうんざりですが、なんとかならないですかねー

湾内情報とかここではあまり詳しく書けないので、
ポイントとか時期とかご質問ありましたらお気軽にメールください(^o^)
あまり大した物でもないですが(苦笑)

それでは、またお邪魔します。

投稿: Shige | 2007.08.02 08:23

Ryuさん、今晩は。Junです。
確かに逃げた魚は大きく感じるものです。私の場合、イカといい、シーバスといい、最初の大物は必ずバラシてしまいます。
しかし、この失敗が明日の成功につながるものと信じています。
フライで、オイカワ、ウグイそしてカワムツ等釣られていましたが、楽しかったでしょうね。私も、英国の川で、フライフィッシングをしてみたいものです。
シーバスも楽しいですよ。フライの基礎があるRyuさんですから、すぐになじまれると思います。

投稿: Jun | 2007.08.01 23:52

Seiさん、今晩は。Junです。
自作のエクステンションティらーですが、実は、ある方のホームページを参考にしました。
蝶ネジでの固定も、この方のアイデアです。
このエクステンションは、簡単に製作できて、使い心地も大変良好です。
このため、シングルハンドでもトリムが適正になり、艇速も8kmオーバーとなりました。
参考としたホームページのアドレスは以下のとおりですのでよろしかったらご覧ください。詳しい製作方法が載っています。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/kigetu/fishart/grip.htm

投稿: Jun | 2007.08.01 23:38

yokoyamaさん、今晩は。Junです。
実は、先々週の週末に福間海岸からボートを出しました。沖のイカダ付近を目指していたのですが、あいにくの濃霧とエンジンの不調(ガソリン切れ)に阻まれて、海浜公園の防波堤近くで釣りました。しかし、サビキにはまったくかからず坊主で帰りました。
現在、アジゴやイワシが沸いていて、アジゴの泳がせで70センチオーバーのヒラスですか、本当に羨ましい。
博多湾から、場所を変えようかなと思っています。

投稿: Jun | 2007.08.01 23:31

Junさん、今晩はパート3。
う~ん、誠に残念!逃げた魚、逃がした魚、統計的に大きいのです。私も、眼を閉じれば今でも想いだします。プッチンプリンには笑いました。★★★
今回の四万十釣行で久し振りにフライやりましたが、木の枝に何度か引っ掛けましたが、まずまず振れたと思っています。昔身体で覚えた技、ちゃんと記憶回路に残っている物です。そろそろ後輩達とシーバス釣りにも出かけようと思っております。

投稿: Ryu | 2007.07.31 19:58

Junさんへ
 自作のエクステンションティラーお見事
超ネジ2カ所で固定するのはアイディアですね
ホンダ2馬力で4.3ノットくらい、2.4プラムにしてはいい速度ですね
また自作ボートの話楽しみにしてます

投稿: Sei | 2007.07.31 08:06

JUNさん、大変ご無沙汰しています。パソコンの入れ替えでURLの記録が無く。。(^-^; 数日前に釣りの検索でJUNさんのHPを久々拝見し、大変嬉しく思います。 ばらしは残念でしたね・・・ 今、福間,津屋崎の沖にアジゴ、イワシが沸いているようです。先週はアジゴの泳がせで70cmオーバーのヒラスが喰いました。 

また、今後もちょくちょくお邪魔します(^-^)
よろしくお願いいたします。

投稿: yokoyama | 2007.07.31 07:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自作ボート・単独シーバス釣行、逃げた魚は?:

« 行橋市の「ラーメン三徳」 ハートウォーミングなラーメン屋さん、 | トップページ | 「廻鮮 わっしょい」 宗像市に新しい回転寿司 »