自作ボートで単独シーバス釣行、釣れた魚は?
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今回は、朝まずめ狙いで、前夜は10時頃に就寝し、ジャスト午前3時に起床。日の出は、午前5時42分ですから、2時間半以上も前に起きました。
ボートと釣具は、前日、車に載せておきましたので、起きると車を出すだけの華麗なる段取り。それにしても、たかが釣のためにこんなに早く起きて出かけるなど常人には理解しがたい行動。
私は、朝食はキチンと取るタイプなので、途中、24時間営業の牛丼屋「すき屋」に寄りました。前回は、24時間営業のマクドナルドに寄ったのですが、早朝のサービスには、何と、ハンバーガーは一切無く、ベーグルなどがあるだけ。ハンバーガー屋でハンバーガーが無いとは人を馬鹿にしたような話です。その上、フライドポテトも無い!! このようなハンバーガー屋は、早朝はいっそ閉めておいてもらった方が世の中のためです。
その点、「すき屋」は、ちゃんと牛丼を用意してくれていて、しごく当たり前の話ですが、満足のいく朝食となりました。
さて、博多湾東部の某河川の釣り場に着いたのが、午前4時15分頃。日の出まで1時間30分もあります。当然、海岸も夜の帳の中。
とりあえず、ボートを波打ち際まで出すことに。ところが、この海岸にはホームレスの人が住み着いていて、ボートを運搬する時に、音を出すと安眠妨害に。通常は、こんな海岸近くには人は住んでいないのですが、人が住んでいないところに住むのがホームレス。
このホームレスのおっちゃんとは、世間話を交わす仲なので、安眠を妨害するのには忍びなく、普通は台車でゴロゴロやるのですが、ゴムタイヤの自作ドーリーを引っ張り出して音のしないように運びました。この様子を知らない人が見ると、北朝鮮の工作員に間違えられても仕方がないなと思いました。
暗闇の中でゴソゴソとボートの準備をしていましたが、日の出までは1時間半以上あると思っていましたが、実は、5時10分頃から明るくなり始めました。それなのに準備が整っていなくてあわてました。 結局、出航したのが5時30分頃で、すっかり夜が明けてしまっていて、朝まずめのベストタイムを逸してしまいました。
いつもの橋脚に着いて、釣り始めました。潮は結構流れていていい感じです。クルクルを投入しましたが、なかなか釣れません。前回は、同じ場所でセイゴが湧いたような感じですぐにヒットしましたが、一向にヒットしません。
一つ向こうの橋脚には、和船の二人連れが取り付いていて、同じようにシーバスを狙っているようです。他の橋脚に移動しましたが、状況は一緒で釣れません。
仕方が無いので、河口から沖合いに出て、教えていただいたポイントに向かいました。海はべた凪で、自作ボートも快調に進みます。
ポイントに近づくに釣れて見え出したのが、20フィートクラスのボート。4、5人乗っていて、しきりにルアーを投げています。先週と異なり、シーバス釣のボートが出てきているようです。
ポイントに到着して第1投すると、いきなりのヒット!!ググッとした感触の後すぐにフッコクラスの魚体が水面に出てエラ洗い! 次の瞬間、そうです、お決まりのバラシ。フックアウト。針外れ。 シーバスは、比較的バラシの多い魚ですが、その上、バラシの多いことで定評のあるルアー、クルクル。
相乗効果で今回もまたバラシ。今まで自作ボートで、フッコクラス以上のシーバス3回ヒットしましたが、全部バラシて終わり。合わせの下手さもあるのでしょうが、3回に1回くらいは手元に来てもよさそうなものを。
悔やみながら、例の橋脚に戻り釣を再開しました。今度は、ミニセイゴがポツポツ当たってきますが、前回とは比較にならない渋さ。この日は、11時には釣を終了する予定でした。10時になりましたが、ほとんど釣れていない状態。
ふと、この一つ上流の橋脚を狙ってみようと思い、ボートを進めました。水深が浅いので、どうかなと思いつつ、橋脚の潮の当たる面にクルクルを第1投。すると、またいきなりのヒット!結構、トルクのある抵抗感を感じました。釣られたシーバスもパニック状態で暴れまわり、釣った私も予想もしない展開でこれまた取り乱し、船首のタモを取ろうとしてズッコケるなど、まさに上へ下への大騒動。
なにしろ今まで、ヒットしてもバラシの連続で、手元まで魚が来たのが奇跡。何とかタモを入れて、魚がタモにおさまりました。収まった瞬間、クルクルが外れたので、やっぱりクルクルやなーと思いました。
シーバスをボートのイケスに入れると、対角線に収まる大きさ。これならフッコクラスじゃないかと喜びしきり。
この橋脚は有望だと言うことで、残された1時間、一生懸命にルアーを投げましたが、不思議なことにヒットはこの1匹だけ。
11時になって、ボートを着岸させて後片付けして、車に積載。この後片付けと積載が、33度の猛暑の中でやりますから、まさに地獄。この苦しさは、やったことのある人しか分からないと思いますが、よほどの物好きでなければ、2度とやりたくないほどのものすごさ。
それでも3度目ですから馬鹿につける薬は無い?
By Jun
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コメント
haikei31さん、今晩は。Junです。
ありがとうございます。やっと、釣れたと言う感じです。
宗像の河川で、シーバス釣をしていましたが、一度ヒットらしきものがあっただけで、全く釣れませんでした。
博多湾の河川にもオカッパリで何度も通いましたが、これまた全く駄目。
昨年の秋、ガイド船でオープンエリアで釣ったら、いきなり2匹目が90cmのシーバス。
オカッパリもそれなりの良さがあると思うのですが、やはりボートシーバスの優位性には、驚きました。
早く、秋口になり、オープンエリアや橋脚で思う存分釣ってみたいと思っています。
投稿: Jun | 2007.08.25 00:31
フッコサイズおめでとうございます。
Junさんが行ったであろうポイントは現在工事中で、
以前はボートを近づけるだけで止められたりしていました(笑)。
しかし、今はそのストラクチャーもながーくなり
(あんまり詳しく言うとダメかな(笑))、
岸よりの方はもう大丈夫なのでしょうね。
最近はいってないので今度行って見ます!
あと、橋ゲタの和船はおそらく落とし込みのチヌ狙いじゃないですか?
私も何度か遭遇したことがあります。
まぁ何よりフッコサイズが釣れてなによりです。
ちなみにJunさんがフッコを釣り上げた付近は、
秋口ぐらいからフッコの群れが入りだし入れ食いのチャンスが増えます。
ボートからも陸っぱりからもチャンスです!
投稿: haikei31 | 2007.08.24 21:49
Ryuさん、お早うございます。Junです。
近場で手軽にルアーで意外な大物が釣れるのがシーバス釣の大きな特徴です。
ただ、オカッパリ、つまり陸釣りではビギナーはなかなか釣ることができない人が多いようです。
この理由としては、魚がいるポイントが比較的少ないこと、いても釣り人の多さで魚がスレていることなどでしょう。
その点、ボート釣りは、ポイントが多く、魚もスレが少ないことから、ビギナーでも可能性がグンと増します。
今から秋にかけて、シーバス釣にはベストシーズンとなります。
港湾部では、比較的波や風が外海に比べて静かですから、Ryuさんもバスタックルで出かけられてはどうでしょうか。
その際には、事前にポイントの情報を集められたり、できれば経験者に同行させてもらえればシーバスがグッと近まります。
投稿: Jun | 2007.08.23 06:13
Junさん、今日は!Ryuです。
・シーバス釣りにはまりましたね!フッコクラスの40cmオーバーゲットはナイスナイス!おめでとうございます。
・マクドのモーニングにハンバーガー無いのは私も同感です。
・早朝の海岸でゴソゴソと自作ボート、工作員に間違えられても仕方なさそうですね!
・釣果は投げた回数に比例します。諦めず最後の橋脚へ行かれたのが良かったですね!
・ボート本当に活躍していますね!作られた甲斐が有りますね!
・最後に★★★で~す!
投稿: Ryu | 2007.08.22 13:18
Take-twoさん、今晩は。Junです。
ブログ拝見しました。新しい家、完成間近ですね。さぞ、待ち遠しいことでしょう。
ウッド・デッキ、take-twoさんのボートの腕前なら、立派なデッキができると思います。
ウッド・デッキは、自作の方が楽しいし、安いし、思い通りにできます。時間がかかっても、自作をお薦めします。
もうご存知と思いますが、デッキの自作には、DIYの月刊誌「ドゥーパ!」の書籍が参考になると思います。少し大きな書店に行かれると手に入ると思います。
ウッド・デッキは、私の場合、造船所になったり、燻製でベーコンを作ったりで本当に便利な場所になっています。
投稿: Jun | 2007.08.21 23:26
読ませて頂いてとても羨ましく思いました。私との環境の違いもあるのでしょうが自作ボートを活用されていて、それがちゃんと役割を果たし、きちんと結果(釣果)が出てているところがすばらしいです。
私、個人的な話で申し訳ありませんが、9月から自宅の引っ越し&ウッドデッキの製作に入るため暫くは海へ出られなくなりそうです。皆さんのブログを見て憂さを晴らしますのでこれからも楽しい釣行記を宜しくお願いします。ウッドデッキに関してもこちらのブログを参考にさせて頂きますので宜しくお願いします。
投稿: take-two | 2007.08.21 09:11