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2007.12.16

JR東海の名CMシリーズ「クリスマス・エクスプレス」、10年越しの企画とは?

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 CMウォッチャーの私が、ひさしぶりにCMのことを書いてみます。

 クリスマスまで、あと僅かとなりましたが、この時になると思い出すのは、JR東海の名CMシリーズの「クリスマス・エクスプレス」でしょう。

 旧国鉄から分離して発足したばかりのJR東海が、古い国鉄のイメージを振り払うかのように、新幹線をテーマとした作成したこのCMのシリーズは、同社のイメージアップにとても役立ったと思います。

 また、バックに流れる山下達郎氏の「クリスマス・イブ」は、大ヒットし、クリスマスソングとして今でも、色んなところで使われています。

 それでは、まず記念すべき1988年の第1作を見ていただきましょう。当時15歳の深津絵里を起用しています。当然ながら、ビデオを再生すると派手なクリスマスソングが流れますので注意してください。

 

 このCMのストーリーは、遠距離恋愛のカップルが、新幹線で再会を果たすというものであり、到着した新幹線からは、待っていた彼が降りてこず、がっかりしていたら、柱の陰から彼が、クリスマスプレゼントともに、ムーンウォークのダンスを踊りながら出てきたというものであります。

 大部分は、名古屋駅で深夜に撮影が行われました。それにしても、深津絵里の厚化粧、特にタラコ唇かと思わせる口紅は強烈であります。キャッチコピーは、「帰ってくるあなたが、最高のクリスマスプレゼント」。

 このCMの大ヒットに気をよくしたJR東海は、翌年、当然のごとくに第2弾を出してきました。

それが、次のビデオですが、1989年の牧瀬里穂版であります。

 当時の牧瀬里穂は、17歳でした。私個人としては、タラコ唇の深津より牧瀬の方が良い印象を持っています。

 このCMのストーリーは、新幹線で到着する彼を出迎えるため、遅れないように駅の構内を走っていき、無事、改札口で再会するというものです。こちらの方が、実際に出会う直前のドキドキ感をよく表現しており、前作より出来が良いと思います。撮影場所は、前作と同じ名古屋駅構内です。

 キャッチフレーズは、「ジングルベルを鳴らすのは、帰ってくるあなたです。」

 このシリーズは、1990年には高橋里奈、1991年には溝渕美穂そして1992年には吉本多香美を起用して作成されましたが、 どういう訳かこれを最後にいったん休止されました。

 そして、8年後にJR東海が、出してきたCMが次のビデオです。ま、見てください。


 私は、このCMを見た時、あっけに取られ、次に何と洒落たCMをJR東海は作ったのだろうと感心しました。このCMが放映されたのが、2000年のクリスマスでした。このCMに、10年近くも年をとった深津絵里と牧瀬里穂が登場してきたのです。

 ストーリーも、携帯に彼からのコールが入り、会えなくなったと分かった彼女がプレゼントを持って、新幹線に乗り会いに行くと言う、前回までの消極姿勢から積極姿勢に変わってしまいました。おまけに、新幹線も700系になっています。ナレーションも女性から男性になっています。

 キャッチフレーズは、「何世紀になっても会おうね。」

 10年も前に、深津と牧瀬は、やはりクリスマスの再会をしましたが、10年後はやさしく星野真理のクリスマスを見守っています。こうしてみると、CMも馬鹿にできないことがお分かりでしょう。

 最後に、今年のクリスマス、山下達郎氏の「クリスマス・イブ」をバックに使用したCMが流れています。スズキの車、シボレーMWのCMです。参考までに、このCMの動画サイトを紹介しておきます。JR東海のCMには遠く及ばないことがお分かりになると思います。

 CMは、画質の良さ、音質の良さだけではないのです。地デジになっても、今のCMでは、ほとんど見るべきものがないのが寂しく思います。


クリスマスイブ 山下達郎
J
R東海“クリスマス・エクスプレス”のCMソングとして一世を風靡した名曲「クリスマスイブ」を収録したCDです。




クリスマス・エクスプレスの頃
三浦×早川コンビのヒット作を網羅した「テレビCM作品集」が掲載された本です。
『クリスマス・エクスプレス』をはじめとする代表作13本を収録したDVDが付きます。


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コメント

Ryuさん、今晩は。Junです。
CMで、クリスマス・エクスプレスのようなシリーズものは多くありますが、10年以上も前に振り返ってやったというものはあまりないと思います
テレビ、特に地上波は私もあまり見なくなっています。その理由は、見るべき番組があまりに少ないのです。
同じようなタレントが、とっかえひっかえ出てきて、クイズや料理番組、トーク番組とあまりに金をかけずに、手間をかけずにただ、視聴率のみ目標としたような番組ばかりです。
CMも、同じような傾向で、ただ商品が売れればいいだけです。
かえって、CSやBSの方が見る番組が多いこの頃です。
三船敏郎の忠臣蔵、三船は、大石内蔵助よりもやはり椿三十郎の方が適役と思いますね。

投稿: Jun | 2007.12.22 19:01

CMもこうやって歴史を辿ると面白いですね!楽しみが増えましたが、最近あまりTV(民放)を見なくなったので…。今後ろで忠臣蔵(三船敏郎)を偶然にやっています。w

投稿: Ryu | 2007.12.20 11:43

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