福岡・宗像鐘崎漁港の「ノウサバ」とは? 正月の珍味中の珍味
スポンサードリンク
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年末の紅白歌合戦、例年通り、ハイビジョン録画をしようと思いD-VHSのテープをレコーダーにセットしようとしましたが、電源が入りません。どうやら、故障してしまったようです。
仕方が無いので、録画をせずにリアルタイムで楽しみましたが、日本の音楽界やショービジネスが低調なのを反映して少しも面白くありませんでしたね。
紅白フリークの私が、こう思うのですから、音楽を楽しむのではなくて、あとは高音質、高画質、舞台転換の巧みさ、進行管理の妙、鶴瓶のトチリ等を楽しむ場となってしまいました
ところで、元旦の朝、私の家では博多ブリ雑煮を食するのですが、例年、鰤雑煮の記事は掲載していますので、今回は、もっとディープに「ノウサバ」を紹介しましょう。
この「ノウサバ」とは何ぞや? 実は、宗像市内の方でも、「ノウサバ」を知っている人は10%もいないかもしれません。
「ノウサバ」はホシザメというサメの一種を背割りにして、竹串に刺して一週間ほど干したものです。
ちょっと話題が変わりますが、高級食材として有名なトラフグをご存知だと思いますが、実は、日本最大の水揚げ港が、宗像市にある鐘崎漁港なのです。下関の南風泊市場で取り扱われる外海天然物のトラフグの50%は、鐘崎産です。このフグの延縄にかかるのがこのホシザメなのです。
ホシザメを干した「ノウサバ」は、この鐘崎地区の正月料理です。このことから「ノウサバ」は、別名、「鐘崎数の子」とも呼ばれます。
鐘崎のある地区では、正月の朝には公民館で新年の挨拶会があるそうです。そして、昼には隣組で、持ち回りの家に寄って、昼の飲み会があります。その席で、この「ノウサバ」が供されるという慣習があります。
このノウサバの料理の仕方ですが、鐘崎漁協婦人部のレシピによると
(1) ノウサバは横に6センチ幅に切り、沸騰湯に入れ、再び沸騰したら少し弱火にして10~15分間煮る。
(2) サメをとり出し、タワシを使ってぬるま湯で洗い上げ、短冊に切る。
(3) しょうゆと酒各1/2カップ、砂糖小さじ1を混ぜて(2)をつけこむ。2時間ぐらいで食べられる。
この料理の仕方が、「鐘崎数の子」といわれる由縁だと思います。
このノウサバ料理は、珍味中の珍味と呼ばれる幻の味覚でして、私も食べたことも見たこともありません。食べた人の感想によると、正月料理の棒ダラみたいなものと聞いたことがあります。
最近では、出来合いのおせち料理ですませてしまい、地域や家庭の持つ独特なおせち料理など夢のまた夢な状況となっていますが、「ノウサバ」を正月料理として食べている鐘崎地区の民家などは、ある意味、豊かな正月を送っていると言えるのではないでしょうか。
By Jun
| 固定リンク
「11 料理」カテゴリの記事
- 糸島牛一頭買いのフィレ肉でBBQ ステーキ・ランチ(2018.06.16)
- コストコのステーキ肉 1枚350g 1400円の肩ロースステーキをウッドデッキランチで堪能しました。(2016.04.11)
- 福岡市役所作成動画 博多雑煮の作り方 焼きアゴ、かつお菜などを使って(2015.12.22)
- 冷凍カニの美味しい解凍の仕方と調理法はこれ!(2015.01.14)
- 肉の達人、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんの「美味しい焼肉を味わうためのポイント」を参考にしてIWATANI イワタニ カセットフー カセットグリル CB-G-13を購入しました。(2014.12.12)
「01 グルメ・宗像市・近隣」カテゴリの記事
- 糸島牛一頭買いのフィレ肉でBBQ ステーキ・ランチ(2018.06.16)
- あの「オーベルジュまつむら」でランチ(2010.05.18)
- 宗像市の「オーベルジュまつむら」再び(2008.06.26)
- 宗像市の「オーベルジュまつむら」 隠れ家的一軒家レストラン(2005.10.10)
- 2014年 北九州・遠賀町 カニ工場直売店のフレッシュまるいち、今年の「かに祭」は12月27日~12月30日(2014.12.20)
コメント
Ryuさん、今日は。Junです。
ノウサバ、実にディープな地域食品です。ヨット仲間のはるさんの体験談がコメントで寄せられましたが、棒タラとスルメを合わせたような味とは、とても美味しそうですね。
Ryuさんの地域でも、このような地域の伝統珍味があるのでしょうね。
投稿: Jun | 2008.01.14 11:22
棒ダラとスルメをあわした様な味ですか?
もしかしたら我輩のお気に入りになる珍味かもしれませんね。
投稿: Ryu | 2008.01.13 16:40
はるさん、明けましておめでとうございます。
忘年会は、出席できずに残念でした。新年会で会えるのを楽しみにしています。
Gさんが、鐘崎のご出身であったとは知りませんでした。そう言えば、Gのお名前の方が、時々、鐘崎にはいらっしゃいます。
Gさん宅で、ノウサバをいただかれたこと、素晴らしい経験だと思います。
鐘崎漁協婦人部のレシピを載せていますが、やはり、こういうものは、現地の方の現地のレシピで食するのがベストです。
家庭料理なので、食べることが困難なのですが、ひょっとしたら旧玄海町の和食店で正月だけ特別メニューで出しているかもしれません。
来年の正月に探してみるのも一興かと。
今年もよろしくお願いします。
投稿: Jun | 2008.01.05 08:19
明けまして、おめでとうございます。
ノウサバ、食べたことがありますよ。
ヨット仲間の石材屋のGさんが鐘崎出身ということで、
昔、年始の挨拶に伺ったときに、何度か、いただきました。
棒タラとスルメをあわせたような味と食感でした。
数の子とは味も食感も見かけも似ていません。
多分、醤油味の漬け汁が数の子と似ているところからの
ネーミングではないかと思います。
漁協に電話して出荷先を尋ねたら手に入るかもしれませんね。
今年もよろしくお願いします。
投稿: はる | 2008.01.05 01:00