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2009.03.01

トルコ・イスタンブール旅行記 アルパイ君のお母さんと電話トーク、アフリカの大統領夫人の横暴は?

2008年9月10日(水)午前 イスタンブール

 プリンスィズ諸島への小旅行で疲れたのか、昨夜は夕食もとらずに爆睡。すっかり疲れを取って今朝は、いつものようにホテル近くのボレキ屋さんに朝食に出かけました。

 今朝の食事は、カメラにもビデオにも撮影しませんでしたが、ボレキの朝食がでて来るのを待っていると、いつものように老人が店を開けに来ました。

 骨董店の店員もしくはオーナーかと思っていたら、アルパイ君の話によると、彼は骨董の知識が全く無く、どうも店を開けに来ているだけのようだとのこと。

 つまり、シャッターを開けに来るだけの仕事。それくらいは店員か店主がやれば済むことじゃないかと思いますが、イスタンブールではそれが仕事として成り立っているようです。

 全てが効率化されている日本では考えにくいことですが、今でもトルコではバスに車掌さんが乗っています。市内のバスではさすがにいませんが、長距離バスでは当たり前です。

イラン人女性にホモと疑われました。

 朝食を終えて、ホテルインカに戻りました。外出前にアルパイ君の部屋に行くと、アルパイ君から、この部屋の前のドアの所にイラン人の女性がいなかったかと聞かれました。

 そんな人は気づかなかったと言うと、アルパイ君は、先ほど彼女からこんな話を聞いたそうです。

 「あなた(アルパイ君)の部屋にアジア人の男(私のこと)がよく来ているが、イランではホテルの男性の部屋に男性が一人で来ることは、ホモの疑いがあり、イランでは罰せられますよ。」とのこと。

 それにしても、イランの習慣、道徳によるとまことにケシカランことをしているので、注意したのでしょうが、ここはイランではないし、ましてや見ず知らずの外国人にそんな話をして何の意味があるのか全く理解に苦しみますね。

 アルパイ君の部屋では、アルパイ君がパソコンを使っていましたので、「Google Earth」の存在を教えてあげると、大変喜ばれて、早速、チェコの首都プラハなどを見ていました。

 その内、インターネット電話(スカイプ)で、ノルウェー・オスロのお母さんと話を始めました。このお母さんとは私も一度会った事がありました。

 前回トルコに来た1980年頃のこと。文通をしていたアルパイ君の住むトルコの首都、アンカラに会いに行くことになりました。ところが、アンカラ到着予定日の1週間前、アルパイ君はロンドンに行く急用が。

 1週間前なので、アルパイ君も遠慮せずにアンカラに来てほしいとのことで行きました。当然、アルパイ君はいなくて、アンカラの家にはお母さんだけ。しかも、お母さんはトルコ語とドイツ語しか話せません。私は、日本語と英語だけです。

 すると、アルパイ君の親戚や友人等が通訳に来てくれて大歓迎。4日ほどのアンカラのアルパイ君宅ホームステイは、実に楽しく過ごせました。

 アルパイ君のお母さんも、高齢ですが、オスロではアルパイ君の家の近くに住んでいてアルパイ君が何かと面倒を見ているようです。電話なので声だけの会話でしたが、久しぶりにお母さんの声が聞けて、大変嬉しく思いました。アルパイ君も大変喜んでくれました。

 12時チョッと前にホテルを出て、イスティクラル通りに出ました。アルパイ君は、ケータイショップに寄りたいとのこと。携帯電話に支障があるようでした。

 トルコのケータイショップも日本と同じで、多くのお客さんがいて用件待ちをしていました。そのお客さんの一人に派手な黒人女性がいました。例によって、アルパイ君もヒマに任せて話しかけていました。

 この女性は、イスタンブールのショッピング街のことを聞いていたようでした。驚くことにこの女性は外交官用パスポートを持っているとのこと。きれいな英語はしゃべっていましたが、どう見ても外交官には見えず、そこらへんのチョッとお洒落なオバサンと言った風情。

 アルパイ君によると、アフリカの国、ジンバブエのムガベ大統領夫人のファッションの御用商人がこの女性だそうです。彼女のドレスの買い付けにイスタンブールに来ているそうです。ロンドンやパリにも行くそうですが、イスタンブールの方がブランド品も安いとのこと。

 それにしても、大統領夫人のドレスの買い付け商人が外交官パスポートを持っているとは何でもアリのアフリカでしょうが、さすがにこれには、アルパイ君もビックリしていました。

 やはり、イスタンブール。街角にも面白いことがいっぱいです。

By Jun

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