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2009.04.19

90分間1カットの奇跡の映画、エルミタージュ幻想

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 先日、BSデジタルのNHKhiでハイビジョンの特集をやっていました。その番組の中で、映画「エルミタージュ幻想」を取り上げていましたので、皆さんにも紹介します。

 この映画の最大の特徴は、90分間で1カットです。つまり、最初のシーンも最後のシーンも無く、1台のテレビカメラを回しっぱなしで90分間の映画を作ったと言うものです。

 これも、ヘンリー・フォンダの「12人の怒れる男たち」のように場面が、ほとんど陪審員室内だけの映画であれば、可能のような気もしますが、「エルミタージュ幻想」はそうではありません。

Russianark1  「登場する主人公と、実在したフランス外交官キュスティーヌ伯爵をモデルとする人物の二人の案内人に導かれて、エルミタージュ美術館の回廊を巡る間に、ロシア近世・近代300年間の歴史が描かれてゆく。」と言う壮大なものです。

 掲載ビデオで2分あまりのシーンを紹介していますが、このようなシーンが90分間途切れることなく、繰り広げられます。私も、この作品は、全編をテレビのハイビジョン画像で見た経験がありますが、とにかく驚異の映像であります。

Russianark4  ご存知のように、映画はカット画像を編集でつなぎ合わせて作ります。ワンカットは、普通、1分以内、数分もカットが続けば、長回しと呼ばれるほどです。

アルフレッド・ヒチコックは、「ロープ」で全編ワンカットのような映画を作っていますが、これも当時の撮影機のリールの長さが10分間であるため、巧妙な編集によってワンカットのように見せかけています。

11608  現代のビデオ撮影機では、撮ろうと思えば、90分撮影続けることができます。しかし、それでは、台詞、録音等の関係で映画にはなりえないでしょう。

867人の俳優、数百人のエキストラ、オーケストラは3つ、22人の助監督これ等が完璧に自分達の役割をこなし、カメラマンは1300メートルもエルミタージュを手持ちで移動しなければなりません。

徹底した打ち合わせ、入念なリハーサルを経て、2001年12月23日の本番は、見事一発で撮り終えたそうです。誰かが、台詞をかんだり、照明をミスったり、カメラが転べばそれでアウト。大変な緊張感の下に、撮影が行われたであろうことは容易に想像がつきます。

By Jun

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

NESAさん、今日は。Junです。
私のブログを見ていただいてありがとうございます。NESAさんのブログも拝見いたしました。
ブログを通じて、発信することはなかなか大変なことですが、素晴らしいことだと思います。
美術館で彫刻や絵画等を鑑賞するのは、静寂な環境で心静かに美と対面することですから何かしら良いことではないでしょうか。
療養中何かと大変でしょうが、私のブログが快復の一助となれば幸いです。

投稿: Jun | 2009.04.19 11:46

こんにちは。

よく読ませていただいております。
現在は訳あって、一時的に大分県内で静養中の身です。
美術作品を眺めるのは非常にいいことですね。
なかなか身体が言うことを利かない日々が続いていますが、
私も、美術館などに足を運んでみようと思います。
6月からの職場復帰へ向け、「英気」を養うために。

投稿: NESA | 2009.04.19 10:39

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