トルコ・イスタンブール旅行記 イスタンブールの陽気な裾上げ屋さんと路上ATM
2008年9月10日(水)午後
グランドバザールのキョフテ屋で遅いランチを取った後、スパイス・マーケットに歩いていくことにしました。
この市場は、エミノニュという場所にありますが、ここはイスタンブール二日目のボスポラス海峡クルーズの出発地点になります。
グランドバザールからテクテク歩いていける距離なのですが、その間、道の両側には色んな商店が並んでいます。衣料品の店が多いようです。
アルパイ君は、どうもジーンズが買いたいらしく、チョコチョコ店を覗きながら歩いています。とある店で、アルパイ君が物色中に、私がビデオを撮影していると、声をかけられたので、邪魔しては悪いと思い、どうぞ通ってくださいと言った所、この方は、スレイマニエ霊廟で見かけた人でした。
「おー、あなたには会いましたね!」と答えたら、相づちを打ち、笑いながら去っていきました。
アルパイ君は、気に入ったリーバイス501のジーンズが見つかったらしく、購入することとなりました。すると、その購入したジーンズを持って、次は裾上げの店に行くようです。
リーバイスを購入した店から、10mくらい離れたビルの地下に入っていきます。1回はもちろん、近いにも様々な店が入っており、道の両側に面した店だけではなく、隠れた場所にもかなりの店があるようです。
裾上げの店に入ると、男性が二人いました。若い方の人が担当するらしく、アルパイ君にリーバイスをはくように告げ、採寸を始めました。
採寸が終わると、台の上でジーンズの裾をハサミでチョキント切り、ミシンでかがりつけしてアイロンで仕上げました。
その間、アルパイ君は例によって、世間話に花を咲かせているようです。特に、奥に座っていた年配の方と話をしていましたが、この人も本当に人がよさげでした。裾上げの職人の方も、大変感じのいい雰囲気で、下町の人情あふれる店でした。
店を出て、スパイス・マーケットへの途上、アルパイ君はATMで資金調達。彼は、いつもトルコで一番のIsBankasi、つまりイシ銀行を使います。この銀行は、トルコ最大のそして信用が最も高い銀行のようで、この銀行を使うことは一種のステータスではないかとさえ思うくらいです。
日本のATMと異なるのは、建物の中ではなく、路上にあることでしょう。こんな所で大丈夫かと思いますが、歩道に面してあります。
私も、このATMを利用していました。私は、クレジットカードのVISAを日本から持ってきていましたが、このカードを使って、トルコの通貨、リラがATMで入手できます。
もちろん、トルコ語表記ですが、なんとか利用できました。このATMでのトルコ通貨のキャッシュサービスは、非常に便利です。米ドルのトラベラー・チェックも持参していましたが、これなら最小限の現金だけ持参すればよいことになります。
問題は、イスタンブールのような大都市ならあちこちにATMがあるので便利ですが、地方ではどうかということです。エディルネという人口10万人くらいの地方都市に行きましたが、現金を調達しなければならない必要も無かったので、ATMまで注意しませんでした。
ま、人口10万人くらいのエディルネでも、中心部であればATM探しには困らないと思いますが・・・・
By Jun
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