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2009.06.25

名曲「釜ヶ崎人情」の音源を発見!

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 なぜかしら、2005年11月に掲載した記事、「大阪の釜ヶ崎と飛田新地で感じたこと」のアクセス数が、今でも多いのですが、理由はよくわかりません。あまり、このような話題を取り扱っている記事が少ないからかもしれません。

 この記事の中で、「釜ヶ崎人情」と言う歌謡曲を紹介しました。「釜ヶ崎人情」は、知る人ぞ知ると言った感じの名曲ですが、ほとんどの人は知らないでしょう。

 私も、ラジオで聞いた記憶がウッスラ残っていますが、テレビで見ることなんかとんでもない話で、さいたまんぞう氏の「なぜか埼玉」と同様に、超希少曲の一つです。

 しかし、インターネットの威力は凄いもので、この「釜ヶ崎人情」が、youtubeにかろうじて出てきました。それも、元祖の三音(みつね)英次の歌唱で。

 この三音英次と言う方も、辛酸を舐めた人生を送っております。大分県で生まれ、幼少の折に父母と死別し、大阪の親戚に引き取られましたが、頼りの親戚にも死なれ、それ以降は釜ヶ崎の住人となりました。

Photo_2 地元では、河内音頭を上手に歌うことで知られていたため か、新世界の寄席「新花月」で、歌手としてプロデビューしました。

 「釜ヶ崎人情」は、デビュー当時のニッポンレコード版と後のテイチクレコード版がありますが、レコーディングスタジオを持っていなかったニッポンレコード版は、鶴橋の映画館で録音したものです。

 三音英次さんは、「釜ヶ崎人情」の後、どのような生活を送られているのかは不明ですが、一説によると、タクシーの運転手をされたようです。

 しかし、「釜ヶ崎人情」のような歌は、もう決して出てこないでしょう。「釜ヶ崎」の地名も地図上では消え去りました。

 歌詞の中にある「ドヤ」と言う言葉も、ほとんどの日本人が忘れたものとなりました。ちなみにドヤとは、簡易宿泊所のことで、500円から2000円程度で泊まることができます。

 でも、旧釜ヶ崎のある大阪市の西成区では、生活保護を受けている人の22%が、九州・沖縄の出身者で最大グループでもあります。

 大阪で、粉もんグルメやUSJに興じるのもいいかもしれませんが、「釜ヶ崎人情」で唄われている世界が今なお、存在しているのをよく考えてほしいと思っています。

「釜ヶ崎人情」

作詞:もず唱平 作曲:三山敏

立ちん坊人生 味なもの
通天閣さえ 立ちん坊さ
だれに遠慮が いるじゃなし
じんわり待って 出直そう
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎

身の上話に オチがつき
ここまで落ちたと いうけれど
根性はまる出し まる裸
義理も人情も ドヤもある
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎

命があったら 死にはせぬ
あくせくせんでも のんびりと
七分五厘で 生きられる
人はスラムと いうけれど
ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎

釜ヶ崎人情関連のCD等 
CD「釜ヶ崎人情/484のブルース」。  CD「もず唱平 作品集 浪花ことぶき」。  CD「ミリオンシリーズ::浪花演歌」。他

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音楽」カテゴリの記事

コメント

ボクヨウさん、お早うございます。Junです。

あいりん地区を調査されているとのことですが、この地区に感心を持たれていることに感心しています。

私のあいりん地区の経験は、たった1日だけ見ただけでボクヨウさんに教えることなど、残念ながら持ちあわせていません。

ご期待に添えず申し訳ありません。

投稿: Jun | 2013.07.07 15:35

junさん、
こんにちは。
ボクヨウと言います。
最近は、卒業論文のため、
あいりん地区で2週間現地調査を行ってきました。
今はもう25年になったんですが、
釜が崎の風景は21年の頃に比べて、
変わってきたのか知りませんが、

もしjunさんはそこの辺りのことをよく知っているならば、
ぜひお伺いしたいです。

よろしくお願いします!

投稿: ボクヨウ | 2013.07.05 13:42

萩野茶さん、お早うございます。Junです。
はじめまして。
三角公園には、私が行ったことがあります。そこの夏冬のイベントに「釜ヶ崎人情」が歌われているのですか。
やはり、この曲には歌われ続ける何かがあるのでしょうね。
曽野恵子さんのお名前は存じていましたが、地区で活動されていることは知りませんでした。
ブログも拝見しましたが、このような方をもっと世間は知ってほしいですね。
これからもよろしくお願いします。

投稿: Jun | 2009.06.30 06:52

はじめまして、萩之茶屋のドヤに住んでいるあんこ(日雇い労働者)の萩野茶です。毎年、三角公園である釜ヶ崎夏祭りと釜ヶ崎越冬闘争で曽野恵子さんが釜ヶ崎人情を歌っています。おじさん達には人気のある歌です。

曽野恵子OFFICIALBLOG
http://ameblo.jp/sono-keiko/

投稿: 萩野茶 | 2009.06.29 20:23

NESAさん、お早うございます。Junです。
ここ、宗像では、街の規模が小さいことからいわゆるホームレスはあまり見かけませんが、貧困が無いわけではありません。
大阪のあいりん地区ほど目立ちませんが、確実に増えてきている現状です。
こういうことを意識していくことが、コミュニティの一員としては、必要だと思っています。

投稿: Jun | 2009.06.28 10:49

Junさん、おはようございます。NESAです。
地図上からは地名がなくなり、こういう曲も次第に記憶の片隅から消えつつある現在ですが、一方で私が住んでいる町にも行路者が帰る家もなく、駅前などで夜を明かしたり、或いはいわゆる「生活保護基準」以下での生活を強いられたりする人が決して少なくないという現実は直視されなければならないと思います。
貧困は身近な問題であり、そのことを考えることは現在においてもそして未来においても重要な事に変わりないと考えます。

投稿: NESA | 2009.06.27 08:46

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