ガラタ橋で旅行者にたかる靴屋など イスタンブール旅行記 (ビデオ動画付き)
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2008年9月11日(木)午前
昨夜の9月10日、一人でガラタ橋にまで釣りの見物と夕陽の撮影に行きましたが、その時の体験談。
○ ビデオ イスタンブール点描 9月11日(木)午前
新市街から旧市街へとガラタ橋の上を釣りの様子を楽しみながら歩いていきました。すると、前を歩いていた靴磨きの男がブラシを落としました。
拾って追いかけて、ブラシを渡しました。男は大変ありがたがってお礼を言い、英語でお礼に靴を磨かせてくれと言い出しました。
靴を磨いてもらう必要も無いので、いったんは断りました。すると、急に道路上にひざまずいて、是非磨かせてくれと懇願します。そう言われても、磨く必要は無いので手を振って、いいからいいからと言う風に立ち去ろうとすると、「私を信用できないのか?」と言い出しました。
それでも、いいからと私は立ち去りました。その時は、あまり気にもしなかったのですが、翌日の朝食時に、アルパイ君にガラタ橋で靴磨きの男のブラシを拾ってやったら、靴を磨かせてくれとしつこく言われたと話しました。
アルパイ君は、その話を聞いて、「靴磨きの男はお礼をしたかったのだろう、トルコ人はそんな男が多いよ」と言いました。その話も、そこで終わり、気にもしていなかったのですが、後で「地球の歩き方」を読んでビックリ。
全く同じ手口で、靴磨きの男が、お礼にと言って靴を磨いて、途方も無い金を要求するとのことでした。要求を断ると、仲間の男が数人現れて、払わざるを得ない状況となるのだそうです。
そう言えば、ガラタ橋で東洋人の男が、激しく悪態をつきながら通り過ぎて行き、その後方でトルコ人の男たちが笑っているのを見たことがあります。おそらく、この手口に引っかかったのでしょう。
イスタンブールも一千万人を超える人口があり、貧富の差もあります。悪い人もいるのも仕方がありません。しかし、人の善意を踏みにじるこのやり方は許されません。スケベ心をだして、ボッタクリバーでボラレルとは根本的に違います。
観光を売りにした都市で、一番の観光スポットでこのざまです。また、日本のガイドブックに手口を書かれているのに、取り締まろうとしない当局もふざけすぎです。
ま、見ず知らずの男、靴磨きの男に靴を磨かせると料金を請求されても、理由が何であれはらわざるを得ない羽目に陥るのです。もちろん、パン屋の男が靴を磨いてくれて、料金を請求されても無視できます。彼は、靴磨き屋でないのですから。
あまりイスタンブールの悪口を書いてもいけませんので、野良犬の話をしましょう。
ビデオでは、イスティクラル通りで野良犬に餌をやる女性とアルパイ君が映っています。このイスティクラル通りは、東京で言えば銀座の中央大通りにあたります。
そこにこのような野良犬がいて、道路に寝ているのです。日本では考えられませんが、イスティクラル通りには、そこかしこに野良犬がいて、人々は気にもしていません。気にしていないどころか餌をやったりしています。日本の街よりは、よほど人間的なものを感じてしまいました。
あと、果物屋でコーヒーをご馳走になっていましたが、この果物屋さんは、毎日朝食を取っていたMr.Kozeのカフェの近くです。よく、果物を買っていたら、コーヒーでも飲んでいけとアルパイ君と二人に出してもらったものです。
イスタンブール、良くも悪くも面白い所です。
By Jun
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