アルパイ君との別れの日 サビハ・ギョクチェン国際空港とフェリー イスタンブール旅行記
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2008年9月12日(金)
いよいよアルパイ君がノルウェー・オスロに帰る日の朝になりました。
いつものホテル近くのボレキ屋さんで朝食をとりました。
ホテルに帰り、アルパイ君が支度ができると、ホテルの前でタクシーを拾い、カバタシュの桟橋へ。
ヨーロッパ側のカバタシュの桟橋からは、イスタンブール名物の古いフェリーで、対岸のアジア側のカドキョイへ。
イスタンブールのヨーロッパ側からアジア側に渡るには、大きな吊り橋がありますが、中心部から離れている上に、交通渋滞も激しく、一般的には香港のように、フェリーを使用します。
このフェリーが香港のフェリーそっくりですから、面白い。何でも、アルパイ君によると香港がイスタンブールのフェリーを真似たんだとか。
フェリーの出航直後、カバタシュ桟橋近くに、大きな豪華客船が停泊していました。アルパイ君によると、英国キューナード゙社のQE2、つまり、クィーンエリザベス二世号とのこと。
アルパイ君は、意外と物知りで、クラシックカーもよく知っていましたが、乗り物全般に詳しいようです。
フェリーの左舷には、ブルーモスク、アヤソフィアそしてトプカピ宮殿がよく見え、右舷にはクズ塔が望めます。
クズ塔は、ジェームズ・ボンド、007の映画「World is not enough」の舞台として使用されていたのを思い出しました。
やがて、カドキョイの桟橋に到着。桟橋から近くの鉄道駅、ハイダルパシャ駅の近くのバスターミナルに歩いていきました。
ここから、サビハ・ギョクチェン国際空港へ直通バスで向かいます。イスタンブールには、私が到着したアタチュルク国際空港がメインの空港としてありますが、ハビサ空港は、サブとして使用されえいるようです。
カドキョイからサビハ空港までの道路は、広くて実に快適でした。眺めもよく、大都市イスタンブールの郊外の風景が楽しめます。
1時間ほどで、ハビサ・ギョクチェン空港に到着。ハビサ・ギョクチェンとはトルコ人の女性の名前で、世界最初の女性戦闘機パイロットです。
女性の社会的地位が低いイスラム国で、女性が戦闘機パイロットになれるかどうかですが、その謎を解く鍵は、彼女が建国の父、アタチュルクの養女であったからでしょう。
空港に到着して、早速アルパイ君は、チェックイン。要領よく列の最初に並んでスムースに。ノルウェイ・オスロ行きの航空会社は、「Norwegian Air Shuttle」。聞いた事のないエアラインですが、多分格安航空会社ではないかと思います。
チェック・イン後は、カフェで最後の談笑タイム。
そして、時間が来てアルパイ君は、出国に。パスポートコントロールが丸見えのところにありましたので、ビデオ撮影。
ところで、アルパイ君は、2枚のパスポートを持っていました。当然、トルコのパスポートともう一枚は、ノルウェーのパスポート。今回の、トルコ滞在には、トルコのパスポートで入国したとのこと。
やがて、アルパイ君は、見えなくなりましたが、飛行機がボーディング・ゲート式ではなく、タラップ方式なので、通りかかるバスを見ていたら、アルパイ君も私に気づいて力いっぱいに手を振って、最後の挨拶をしてくれました。
思えば、1974年の4月に、キプロス島のファマグスタでわずか二日間の出会いをしただけなのに36年後に、トルコ・イスタンブールに日本とノルウェイから会いに出かけてくるなど人間の縁というのは本当に分からないものです。
アルパイ君の健康の面など心配な点もあるのですが、お互い、もう一度できたら日本で再会することをハビサの空港で約束しました。

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