« クリスマスオードブルの予約・購入情報 福岡市2011 ローストターキー(七面鳥)の情報も | トップページ | 福岡市のクリスマスディナーショー 2011情報 »

2011.11.24

立川談志師匠は、なぜ天才だったのか?

スポンサードリンク

 



このエントリーをはてなブックマークに追加


立川談志師匠がご逝去されたことを、昨日の報道で知りました。

寄席ファンの私にとっても大変悲しい出来事です。

Photo

古今亭志ん朝、桂枝雀など昭和の大落語家が亡くなられてとうとう立川談志師匠の番が回ってきたという感じです。

毒舌やある種の奇行であまり落語家としての評価が二の次になりがちですが、談志師匠の才能は、私は過去、現在、未来決して出てくることのないものだと思っています。

「立川談志の前に談志無く、談志の後に談志無き」と言う言葉がぴったりだと思います。

この人は天才だなと思わせてくれたテレビ番組を紹介します。

2007年7月にNHKBS2で放映された「立川談志日本の笑芸百選」というものです。
落語、漫才、講談、浪曲、色物、喜劇。日本の笑芸史のすべてを、談志師匠がひとりで2時間も語りまくるというとにかくすごい番組でした。

私は、この番組をまるまる録画して保存していますが、youtubeにこの番組の一部、志ん生と圓生を語る場面がありました。


このビデオで談志師匠は、志ん生と圓生のわずか二人を語っていますが、番組ではこの調子で100人もの日本の芸人、エノケン、早野凡平、ドリフターズをふくめて一人で2時間も語ったのです。

番組の中で本人も2時間じゃ足りない、10時間くらいほしいと言っていましたが、あながちほら話でもありません。

ビデオでもお分かりのように、演台の上には台本もありません。話す内容は全て頭の中に入っているのです。

その上、ほとんどの芸人の名調子を話芸で再現するのですから、これを天才と言わずにはいられません。

こんな風に批評と話芸の両方ができるのは、談志師匠しかいないのです。

また、談志師匠は笑芸だけでなく、ビデオの中で、フレッド・アステア、ビリー・ワイルダー、そしてフランク・キャプラと言ったハリウッドの名前がでてきたように映画、ジャズを語らせてもその広く深い知識は相当なものでした。

これだけの知識と芸の深さを持っていたからこそ、あの発言と行動なのです。

少しは、談志師匠のすごさや天才ぶりをご理解いただけたでしょうか。

落語のことは話せませんでしたが、本業の落語以外にこれだけのことができるのですから落語のすごさは想像がつくと思います。

なお、談志師匠が、この番組の最後に森繁氏久彌を登場させ、言った言葉が、「「日本の芸能史、いちばん上手い、役者、芸人含めて誰だって言われたら、ズバッと言います。森繁久彌です。」

合掌。


立川談志師匠のDVD集です。落語は、音声だけでも楽しめるのですが、やはり演者のしぐさ、表情、雰囲気などを見ることによりもっと楽しめる総合芸術です。
立川談志師匠のDVD 一覧




スポンサードリンク

|

« クリスマスオードブルの予約・購入情報 福岡市2011 ローストターキー(七面鳥)の情報も | トップページ | 福岡市のクリスマスディナーショー 2011情報 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 立川談志師匠は、なぜ天才だったのか?:

« クリスマスオードブルの予約・購入情報 福岡市2011 ローストターキー(七面鳥)の情報も | トップページ | 福岡市のクリスマスディナーショー 2011情報 »