« 憧れの甲子園 大差で負けたチームの監督が主役の尾笑福亭福笑師匠の抱腹絶倒落語 | トップページ | 博多湾・糸島沖でボート釣り ルアーのタイラバ・ジギングでアラカブ、アコウ、ヒラマサなど »

2017.08.27

純喫茶ばんぢろ 昭和天皇献上コーヒーと冷コーヒーで有名な喫茶店が福岡市川端商店街で復活

スポンサードリンク


福岡市内で美味しいコーヒーが飲みたい、できれば伝統ある喫茶店の老舗が良いなと考えている方々は多いと思います。

しかし、現実は、天神でも2015年12月に「コービン」が、最近では「プリンス」が閉店してしまいました。

日本古来の喫茶店、特に昭和のレトロな喫茶店は、スターバックスやタリーズなどのいわゆるシアトル系のカフェに押されまくり閉店を余儀なくされています。

そんな中、昨日、福岡市の川端商店街をブラブラしていると、新しい喫茶店のプレオープンに出会いました。

それが、何とあの「ばんぢろ」です。

「ばんぢろ」と聞いて、思い浮かぶ方は昭和の喫茶店ファンか久留米市の方でしょう。



福岡市天神にあった純喫茶ばんぢろについて

「純喫茶ばんぢろ」は、福岡市天神の水鏡天満宮横丁に平成5年までありました。

現在では、暖簾分けと思われる「ばんぢろ」が久留米市内にあります。

天神の「ばんぢろ」で有名なものが2つありました。

◯ 天皇献上コーヒー

1つ目が、昭和天皇皇后両陛下にコーヒーを献上したことです。

昭和36年に佐賀県の唐津市に両陛下がお出でになった時に、佐賀県知事から初代マスターの井野耕八郎さん(故人)に依頼がありました。

この方は、「ばんぢろのおいしゃん」と呼ばれて当時の福岡・博多の有名人の1人です。

マスターの奥さんは、両陛下には特別なコヒー豆を持っていったらというと、マスターはいつも使っている豆以上のものはないと言い残して出かけたそうです。

◯ 冷コーヒー

もうひとつが「冷コーヒー」です。

いわゆるアイスコーヒーのようですが、「ばんぢろ」では「冷コーヒー」と言い、これは私も何度も飲んだ経験があります。

この「冷コーヒー」は、日本で最初のアイスコーヒーではないかということです。

当時のアイスコーヒーも、現在のアイスコーヒーも普通のコーヒーもしくは濃い目のコーヒーに氷を入れたものだと思います。

ただ、それでは徐々にコーヒーが薄まり、味もボケてきます。

そこで初代マスターは、アイスコーヒー用の豆を作ったそうです。

また、ばんぢろの「冷コーヒー」は、氷を使いません。

美味しい温度まで冷やして、その上に冷やした生クリームを浮かべて混ぜずに飲みます。


川端商店街に復活オープンの「ばんぢろ」について

Img_7961

プレオープンの「ばんぢろ」で関係者らしき60台位の女性の方に「この店は昔天神にあったばんぢろですか?」と尋ねるとそうですとの答えでした。

なんでも、その方の孫がオープンするとのことで初代マスターのひ孫くらいに当たられるのかもしれません。

ちなみに、「ばんぢろ」と言う店名は、「Van Dzillo」と書き、オランダのフランドル民話に出てくる「真っ正直であるがドジな人」と言った意味だそうです。


初代マスター井野耕八郎さんについて

この方については、漫画「博多っ子純情」の作者の長谷川法世さんが福博の人物伝を聞き取りした本「こりゃたまがった」に書かれていますので興味がある方はAmazonで購入してはいかがですか。

こりゃたまがった!

,◯ Brewer's Coffee ばんぢろ

所在地 福岡市博多区上川端町4-235 2F 川端商店街
092-981-3355
午前11時~午後10時
火曜定休

スポンサードリンク

  

|

« 憧れの甲子園 大差で負けたチームの監督が主役の尾笑福亭福笑師匠の抱腹絶倒落語 | トップページ | 博多湾・糸島沖でボート釣り ルアーのタイラバ・ジギングでアラカブ、アコウ、ヒラマサなど »

02 グルメ・福岡市、北九州市、福岡県内」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52841/65715128

この記事へのトラックバック一覧です: 純喫茶ばんぢろ 昭和天皇献上コーヒーと冷コーヒーで有名な喫茶店が福岡市川端商店街で復活:

« 憧れの甲子園 大差で負けたチームの監督が主役の尾笑福亭福笑師匠の抱腹絶倒落語 | トップページ | 博多湾・糸島沖でボート釣り ルアーのタイラバ・ジギングでアラカブ、アコウ、ヒラマサなど »